MONE¥i$GOD@新大久保EARTHDOM

画像29日。
1ヵ月半ぶりのEARTHDOM。


一番手、Noiseparatiisi。
以前一度観ているが、その時と同様ギターとベースの二人だけでへヴィ・ロック(?)を奏でる。
少ないエフェクターでいろいろな音を出す(和笛みたいな音も出していた)ギターは、かなり上手い。
ハイトーン気味のギタリストとドスの利いたベーシストのヴォーカルの対比もユニーク。
しかし、前にも思ったけど、この人たちどうしてドラムレスなんだろう?

二番手にTRIBLOODが登場。
このバンドも以前ここで観ている。
METALLICAとグランジ以降のサウンドを融合したような、トリオ編成のへヴィ・ロック。
ヴォーカルの歌い方が、なんかHOT&COOLのカネヤを早口じゃなくしたみたいな感じだと改めて気付いた。
ドラマーは「真面目か!」と思うようなメガネくんだが、見た目に反してえらく重いプレイを聴かせる。

そして三番手、川口雅巳+アキラ+南部輝久。
メンバーの名前をただ並べただけという、EMERSON, LAKE & PALMERみたいな名前だが、ニューロックシンジケート+熊のジョン+AURAL FITという組み合わせに期待大。
果たして期待通り、リード・ギターとリード・ベースとリード・ドラムの凄まじいせめぎ合い。
そこに川口のうつろなヴォーカルが乗る。
川口はヴォーカル、ギター共に灰野敬二直系というべきなんだろうけど、強靭なリズム・セクションと相まって演奏の加速感が実に素晴らしい。
いやあ、カッコよかった。

トリ前にゲルチュチュ。
今月5日にも観ているが、その時とはまた一味違い、ファンキーながらも低重心な演奏。
セキヤのスネアの深いリヴァーブがかなりダビーな感じ。
音のバランスがあまり良くなくて、丸目タカヒロのサックスがゆうすけのギターにかき消されがちだったのと、「ボーフラロック」でちょっとヘンなところがあったんだけど、全体としてはどっしりしてて良かったと思う。
…んだけど、なんかハッチ(ヴォーカル)には相当ダメなステージだったらしく。
えっ、どっかそんなにズレたり間違ったりしてたっけ?

で、トリはMONE¥i$GOD(画像)。
モトイ(ギター)が加入して以降のMONE¥i$GODのライヴは、今年の1月まで皆勤で観ていたものの、その後都合が付かず、先月から観ていなかった。
で、約2ヵ月半ぶりくらいに観ましたら、いきなり1曲目に「Hate Song」。
2月からセットリストいじってるという話だったけど、そうきましたか。
1月までずっと1曲目だった「Black Rainbow」が2曲目。
前任ギタリスト・勇人の在籍時から、それ以前とは違ったノリが出てきていたMONE¥i$GOD、モトイ加入後はまた更に独自のグルーヴに磨きをかけ、ダウナーなのにアッパーという(?)よくわからん境地に到達しつつある。
観る度良くなっていると思う。
しかし…マイク・スタンドが立っているのにモトイがコーラスをとらない!
モトイのマイクをフロアに投げ込むカン(ヴォーカル)。
ってか、モトイがコーラスしろや!
あと、しゃあみん(ベース)のお衣装がとても素敵でございました。
平野(ドラム)は昆虫採集の子供みたいだったけど(笑)。


この晩は開演が19時半。
終演と共にダッシュで退出。
それでも帰宅は日付が変わる頃。
あ、フードブースの粕汁美味しゅうございました。


(2025.1.7.改訂)

TILT/Gun Play(1998)

画像先日映画『A FAT WRECK:ア・ファット・レック』(https://lsdblog.seesaa.net/article/201701article_22.html)を紹介した時にも書いたけど、ファット・レック・コーズの作品って全然持ってないのだった。
数少ないひとつがこの3曲入り7inch EP。
コレも、確か自分で買ったんじゃなくて、誰か友人にもらったんじゃなかったかと記憶する。
日本のメタルバンドじゃありません。
ましてARTI + MESTIERIやコージー・パウエルのアルバム・タイトルでもない(笑)。

TILT。
1992年にカリフォルニアのイースト・ベイで結成。
いわゆる“924GILMAN STREET”のシーンから出てきたバンド。
デビューはルックアウト・レコーズからだったけど、その後ファット・レックに移籍。
96年に一度解散、97年に再結成。
この時点でのメンバーはシンダー・ブロック(ヴォーカル)、ジェフリー・ビショフ(ギター)、ジミ・チーター(ベース)、ヴィンセント・カマチョ(ドラム)の4人。
B面の「Worse To Bad」では前ベーシスト、ピート・ライピンズが演奏していて、コレはジミが参加する以前の未発表曲(だと思う、多分)。
スリーヴの裏には、なんかすげえヘンなコスチュームのメンバー写真。

3rdアルバム『COLLECT 'EM ALL』からのシングル・カット。
何よりシンダー・ブロック姐御の力強いハスキー・ヴォイスが特徴的。
ルックスからは想像もつかない迫力。
そしてスピード感と切迫感が前面に出たパワフルな演奏。
ファット・レックにあっても、メロコアと言うよりはストロングでホットなパンク・ロックだ。
初めて聴いた時は、ちょっと意外な気がしたモノでした。


バンドは4thアルバム『VIEWERS LIKE YOU』(1999年)を最後に、2001年に改めて(?)解散。
15年に再結成したそうだけど、TILTとしてパーマネントに活動しているのかどうかは知らない。
シンダー・ブロックはRETCHING REDを結成、『A FAT WRECK:ア・ファット・レック』にも出演してましたね。


(2025.1.6.改訂)

渋谷で発狂

画像はい、26日「TEASER Vol.7」@渋谷SHIFTY、多数御来場いただきありがとうございました!
楽しいイヴェントでした。

この日出かける時間を作るために、けっこう無理して仕事頑張った。
そのせいか、当日朝気付けば、右眼の血管切れて白目が真っ赤。
しかし帽子で誰にも見えまいよ(笑)。

16時過ぎに会場入り。
行きの電車の中から飲んでいたので、結局この日は8時間ほど飲み続けていたことになる。
(いや、帰ってからも更に飲んだけど)
外は雨で寒かったが、フロアは実に暑かった/熱かった。

最初のハイライトは7歳の美少女DJ・MIYABI。
前にも書いたが、おじさんもうメロメロですわ(笑)。
今のところはDJムラマツヒロキとの二人羽織状態なんだけど、一人でちゃんと回せるようになるのもそう遠くないだろう。
しかし音もデカいし空気も良くない悪所(?)への出入り…健康に育ちますように。

その次に登場したDEATH STAR TMはカオス。
DJ、MC、ダンサー(?)という3人のパフォーマンスは、DJというよりライヴだった。
ここでもMIYABIちゃん踊りまくり(笑)。
DEATH STAR TMの後を受けて登場したDJ 4も、アッパーな選曲と煽りまくりのMCで盛り上げました。

それにしても度肝を抜かれたのはスペシャルゲストDJ・ロベルト吉野。
どうやってんのアレ。
ターンテーブルの上にレコードを2~3枚重ね、背中越しに腕を回してレコードを操作し。
クロスフェイダーを目にも止まらぬ速さで左右に振ってリズムを刻み。
プロフェッショナルなターンテーブリストとはあのようなモノであるか。
ミキサーに汗がぽたぽた落ち続けていた。
いやー、凄かった。

俺の前に回したDJ aliveの選曲とコレクションにもびっくり。
SPEED, GLUE & SHINKI回してんなあと思ったら、7inch(!)だったり。
あと、PINK FAIRIESの「Walk Don't Run」を回す人って、自分以外に初めて見たわ(笑)。


さて、そんなスキルフルでセンス抜群のDJさんたちの後に回すのは非常にナーヴァスだったんだけど(苦笑)。

SET LIST
Wango Tango/TED NUGENT
The Loco-Motion/GRAND FUNK RAILROAD
I Was Made For Lovin' You/KISS
タイムマシンにお願い/サディスティック・ミカ・バンド
ファンキー・モンキー・ベイビー/キャロル
Jump/VAN HALEN
My Sharona/THE KNACK
Bonie Moronie~Tequila/Dr.FEELGOOD


始まってしまえばいつものトランス状態(笑)。
先週と1曲もカブらない選曲だけど、やってることは結局同じ。
しかし、床が濡れて滑りやすく、実は凄く怖かったのはここだけの話だ(笑)。

湘南新宿ラインの終電で帰宅。
今日は廃人(笑)。
しかしまあ楽しかった。
知り合いも増えたし、テキーラガールは裸みたいなカッコしてるし(笑)。


4月は今のところDJ予定なしで、5月に2本を予定。
改めて告知します。
ともあれ先週同様、昨夜も近くから遠くから来てくれた皆様、ありがとう!
また御一緒しましょう。


(2025.1.6.改訂)