
1ヵ月半ぶりのEARTHDOM。
一番手、Noiseparatiisi。
以前一度観ているが、その時と同様ギターとベースの二人だけでへヴィ・ロック(?)を奏でる。
少ないエフェクターでいろいろな音を出す(和笛みたいな音も出していた)ギターは、かなり上手い。
ハイトーン気味のギタリストとドスの利いたベーシストのヴォーカルの対比もユニーク。
しかし、前にも思ったけど、この人たちどうしてドラムレスなんだろう?
二番手にTRIBLOODが登場。
このバンドも以前ここで観ている。
METALLICAとグランジ以降のサウンドを融合したような、トリオ編成のへヴィ・ロック。
ヴォーカルの歌い方が、なんかHOT&COOLのカネヤを早口じゃなくしたみたいな感じだと改めて気付いた。
ドラマーは「真面目か!」と思うようなメガネくんだが、見た目に反してえらく重いプレイを聴かせる。
そして三番手、川口雅巳+アキラ+南部輝久。
メンバーの名前をただ並べただけという、EMERSON, LAKE & PALMERみたいな名前だが、ニューロックシンジケート+熊のジョン+AURAL FITという組み合わせに期待大。
果たして期待通り、リード・ギターとリード・ベースとリード・ドラムの凄まじいせめぎ合い。
そこに川口のうつろなヴォーカルが乗る。
川口はヴォーカル、ギター共に灰野敬二直系というべきなんだろうけど、強靭なリズム・セクションと相まって演奏の加速感が実に素晴らしい。
いやあ、カッコよかった。
トリ前にゲルチュチュ。
今月5日にも観ているが、その時とはまた一味違い、ファンキーながらも低重心な演奏。
セキヤのスネアの深いリヴァーブがかなりダビーな感じ。
音のバランスがあまり良くなくて、丸目タカヒロのサックスがゆうすけのギターにかき消されがちだったのと、「ボーフラロック」でちょっとヘンなところがあったんだけど、全体としてはどっしりしてて良かったと思う。
…んだけど、なんかハッチ(ヴォーカル)には相当ダメなステージだったらしく。
えっ、どっかそんなにズレたり間違ったりしてたっけ?
で、トリはMONE¥i$GOD(画像)。
モトイ(ギター)が加入して以降のMONE¥i$GODのライヴは、今年の1月まで皆勤で観ていたものの、その後都合が付かず、先月から観ていなかった。
で、約2ヵ月半ぶりくらいに観ましたら、いきなり1曲目に「Hate Song」。
2月からセットリストいじってるという話だったけど、そうきましたか。
1月までずっと1曲目だった「Black Rainbow」が2曲目。
前任ギタリスト・勇人の在籍時から、それ以前とは違ったノリが出てきていたMONE¥i$GOD、モトイ加入後はまた更に独自のグルーヴに磨きをかけ、ダウナーなのにアッパーという(?)よくわからん境地に到達しつつある。
観る度良くなっていると思う。
しかし…マイク・スタンドが立っているのにモトイがコーラスをとらない!
モトイのマイクをフロアに投げ込むカン(ヴォーカル)。
ってか、モトイがコーラスしろや!
あと、しゃあみん(ベース)のお衣装がとても素敵でございました。
平野(ドラム)は昆虫採集の子供みたいだったけど(笑)。
この晩は開演が19時半。
終演と共にダッシュで退出。
それでも帰宅は日付が変わる頃。
あ、フードブースの粕汁美味しゅうございました。
(2025.1.7.改訂)