FOLLOW-UP Vol.166

画像はい、FOLLOW-UP最新号出ております。


今回は、4月1日に新大久保EARTHDOMで開催されたSLIP HEAD BUTTのライヴ・レポートを書いております。
(カラーだ!)
渾身の約2000字となっておりますので、皆様是非お読みになってね。
いいライヴでしたよ。


他の記事もみんな楽しい。
表紙と巻頭はSPECIAL THANK。
(Misakiがすっかりきれいなお姉さんに!)
そしてROSE ROSEのインタヴューとか。
(トリオになっちゃったけどまだまだ頑張っている!)

前号では兀突骨の中国ツアー・レポートがあったけど、今回は中国のバンドCHINESE FOOTBALLの中国ツアーのレポートがあり。
世界に飛躍するFOLLOW-UP…。

個人的に一番「おおっ!」となったのは、殺害塩化ビニールのバカ社長ことザ・クレイジーSKBの独占インタヴュー。
長期療養中ということで本当に心配だったんだけど、インタヴューでは相変わらずのバカ社長節全開で、ちょっと安心しました。

そしていつもの連載陣。
「異常メタル愛好癖」(MAYHEMだ!)
「白痴淫乱不倫火山」(自炊とアナーキズムの関連)
「ベッド・インのそこまで挿入れて委員会!?」(そういや中野ブロードウェイにベッド・インのタレントショップが期間限定でオープンしてるそうで)
「果樹園残酷物語」(虫垂炎になったんですって…)


他にもいろいろ。
FOLLOW-UP Vol.166、DISK UNION店頭をはじめ各所で絶賛配布中です。


(2025.1.15.改訂)

EL ZINE VOL.25

画像はい、EL ZINE最新号出ました。
前号から2ヵ月しか経ってません。
早いね!


さて今回は、BLACK SABBATHについて書きました。
10年以上前にDOLLでも取り上げてるし、「今更?」という向きもあるかも知れませんが、DOLLではDOLL的な切り口で書いていたように、EL ZINEではEL ZINE的な切り口で紹介してみましたよ。
前回AMEBIXについて書いたことからの自然な流れでもあり。
是非お読みになってね。


他の記事も非常に興味深く。
表紙と巻頭のインタヴューがANTI CIMEX。
以下しばらくヨーテボリのバンドやシーンの関係者などのインタヴューが続き。

そして、みんな大好きLEBENDEN TOTENのインタヴュー。
掲載の写真は最近のなんでしょうか…シャロンがお美しい。
(意外なバンドの名前も出て来て面白い)
SLIGHT SLAPPERSのインタヴューも愉快です。
(これまた意外な人たちの名前がちょいちょい出てくる)
後半はASOCIAL TERROR FABRICATION、UNFADEDと、クラスト系バンドのインタヴュー他が占める。

で…遂に登場しちゃいましたよ、山路編集長によるミッキー森脇風日記(爆)。
言い回しがホントに森脇さん風で、コレには大笑い。
ページ調整のための埋め草みたいだけど、今後もやってほしい(笑)。


次号は7月末の発行予定だそうです。
俺は既に次の記事を書き始めています。
ともあれEL ZINE VOL.25、28日より各所にて絶賛発売中。


(2025.1.15.改訂)

EDDIE & THE HOT RODS/LIVE AT THE PARADISO(1998)

画像EDDIE & THE HOT RODSについては、ずっと前に初期のライヴ音源『GET YOUR BALLS OFF』を紹介したが。
https://lsdblog.seesaa.net/article/201607article_618.html
コレはそれから約20年後のライヴ。

90年代後半、パブ・ロックの魂を今に受け継ごうと発足したレーベル、その名もパブ・レコーズ。
(そのまんま)
しかもオランダで。
70年代、THE PRETTY THINGSの再編に一役買ったのもオランダのファンたちだったし、かの国にはR&BをベースにするストレートなR&Rに対する熱烈な支持層がいつの時代にも一定数いる模様。

そのパブ・レコーズの3番目のリリースがコレ。
1997年10月10日、アムステルダムのTHE PARADISOでのライヴ。

1981年に解散した後、84年に再結成したEDDIE & THE HOT RODSだったが、85年には再び解散。
その後92年に再々結成。
その時点でのパーソネルはバリー・マスターズ(ヴォーカル)、デイヴ・ヒッグス(ギター)、ポール・グレイ(ベース)、スティーヴ・ニコル(ドラム)という往年の顔ぶれ。
しかしその後デイヴとスティーヴが相次いで脱退。
このライヴではバリーとポールのオリジナル組に、ゲイリー・ローカー(ギター)、サイモン・バウリー(ドラム)という編成。
サイモンはスティーヴの甥だそうで。

解散を挟みつつ、結成から既に20年以上が経過。
しかしストレートでシンプルでタイトな、まさにパブ・ロックそのものの演奏は、70年代と変わらず。
ヒットしたオリジナル曲を持ちつつも、随所で「The Kids Are Alright」「The Hunter」「Once Bitten Twice Shy」といった有名曲のカヴァーを織り交ぜてオーディエンスと共に楽しもうという姿勢もまた変わらず。
もちろん代表曲「Do Anything You Wanna Do」では大いに盛り上がる。
ゲイリー・ローカーという人はまったくの無名なんだけど、この人のギターが悪くない。
なかなか切れ味鋭いプレイを披露している。
バリー・マスターズとポール・グレイのオリジナル組も実に好調。

その後ポール・グレイとゲイリー・ローカーが相次いで脱退。
しかし90年代以降のEDDIE & THE HOT RODSは、メンバー交代を繰り返しながらも解散することなく活動を続けていく。
デイヴ・ヒッグスは2013年に亡くなっているが、バリー・マスターズが生きているうちはバンドも続くに違いない。


で、パブ・レコーズ、ここまでの他のリリース(コレ以外はオムニバスが2枚)も持ってるんだけど。
このアルバム以降はリリースがない?
3枚で終わったのかな。


追記:
バリー・マスターズは2019年10月にオーヴァードーズで亡くなっているが、EDDIE & THE HOT RODSはオリジナル・メンバーが一人もいない編成で現在も活動を続けている。

(2025.1.15.)