12月のDJ、1.5回目(?)

画像12月10日(月)「MOTORHEADの全アルバムを語る」@新宿ROCK CAFE LOFT(うわー、あと10日しかない)は19時半スタートですが、オープンが18時半でスタートまで1時間もあるので、その間俺がMOTORHEADとかレミー関連の音源(そこそこレアっぽいやつ)を回すことになりました。
12月のDJは2回のつもりだったんだけど、10日のが1回目、あるいは0.5回目という感じになってしまった。
(DJイヴェントとかじゃないし、DJをやるのが目的で出るワケでもないし…)

そこで本来1回目のはずだったイヴェントは2回目というか1.5回目というか。
「CLUB-D」で何度か御一緒していたDJいでっちさんからお誘いがあり、初めて西大井で回します。
西大井!
行ったことない…。


「美華飯店DJ忘年会」

12月16日(日)
14時〜21時半まで予定
チャージ無料

DJ
DJ.TAKA!
Mitch(HANKY PANKY)
ユウヘイ
pulp(DISCO1990)
Z(高円寺海賊放送)
Die-suke(CLUB-D)
イガラシ(室伏)
はかせ
rioh
dano
Killy
はるうらら
山村茜(インモラリスター)
大越よしはる


タイムテーブル

14:00〜14:30 Z
14:30〜15:00 Die-suke
15:00〜15:30 dano
15:30〜16:00 はかせ
16:00〜16:30 pulp
16:30〜17:00 Killy
17:00〜17:30 ユウヘイ
17:30〜18:00 はるうら
18:00〜18:30 Mitch
18:30〜19:00 イガラシ
19:00〜19:30 大越よしはる
19:30〜20:00 山村茜
20:00〜20:30 rioh
20:30〜21:00 (TBC)
21:00〜21:30 TAKA!

美華飯店
JR横須賀線、湘南新宿ライン
西大井駅下車徒歩1分

mikahanten.hungry.jp

hotpepper.jp/strJ000132414


美華飯店というのはクラブでもDJバーでもなくフツーの中華料理屋だそうですが、DJイヴェントやアイドルのライヴ、それどころか怪談のイヴェントとかもやっているというかなり頭おかしいお店。
そしてDJ陣の大半が「HANKY PANKY」「CLUB-D」で俺とは顔なじみの連中ということで、コレは楽しいイヴェントになりそう。
チャージ無料、中華料理食いながらDJが聴ける謎の忘年会…御都合付く皆様は是非お越し下さい。

THE STREET SLIDERS/天使たち(1986)

画像70年代末から80年代初頭まで、ほとんどYMOしか聴いていなかった。
「ベストヒットUSA」を観るようになって、坂本龍一の「サウンドストリート」で流れるモノ以外の洋楽(つまりJAPANとかだけじゃないやつ)に触れる一方で、YMOが“散開”。
YMO以外に聴くべきモノを求めて、耳が開かれに開かれ出していた頃。

その頃氷室京介はまだ氷室狂介で、THE ROOSTERSにはまだ大江慎也がいて、アナーキーはまだTHE ROCK BANDじゃなかった。
THE STREET SLIDERSは2ndアルバム『がんじがらめ』をリリースしていた。
YMOばかり聴いていてロックンロールのロの字も知らなかった俺は、ヘヴィ・メタルの人たちはステージでギターを壊して猿の脳みそを食う…という意味不明な(本当に意味不明な)偏見からようやく脱した頃で。
(とか言って、直後にIRON MAIDENとQUIET RIOTでメタルにどっぷりハマるのだが)
『がんじがらめ』のジャケットを見て、この人たちはとんでもない不良に違いないと思った。
絶対ヘンなクスリとかやっていると思っていた。
その後、バンドの起源が明星大学の軽音部にあると知った時は、本当に驚いた。
「四大の軽音? このバンドが?」って。

で、実際にTHE STREET SLIDERSの音を聴いたのは、もう少し後。
学校の先輩(先日METALLICAやパット・ベネターの話に出て来たのと同一人物)に、「Angel Duster」の12inchを聴かせてもらったのだ。
アルバム『天使たち』を自分で買ったのは、更に後だった。
今となっては、「Boys Jump The Midnight」は和モノでDJやる時の定番だ。

ともあれ、THE STREET SLIDERSの5thアルバム。
故・佐久間正英がプロデュースを担当し、ほとんど一発録りだったそれまでの作風から脱した1枚。
「Angel Duster」が名曲・代表曲と言われるが、個人的には何と言っても「Boys Jump The Midnight」に尽きる。
個人的にはってか、そういう人多いだろう。
PVももの凄くカッコよかった。

ラフでルーズなR&Rが、緻密なプロデュースでキャッチーかつメジャー感たっぷりに仕上げられている。
リリース当時は、ポップ/売れ線になったとかで旧来のファンからは賛否両論だったらしいが。
俺自身は、このアルバムが嫌いという人に会ったことがない。
メタルが好きでもパンクが好きでもガレージが好きでも、みんな「Boys Jump The Midnight」で合唱になった。
全体的に80年代らしい派手なプロダクションが目立つが故に、最後のアコースティック・ナンバー「嵐のあと」も更に際立つ。

ハリーのふてぶてしいヴォーカル、蘭丸のギターと中性的な美貌にスポットライトが当たりがちだが。
ジェームス(ベース)とズズ(ドラム)のシンプルで腰の据わったリズムは、もっともっと注目されていい。
そしてバンドは1980年の結成から2000年の解散まで、20年間不動の4人で駆け抜けた。
解散から既に18年。
ハリーと蘭丸のユニット・JOY-POPSがこの21世紀に活動しているのが、とても喜ばしい。

20年ぐらい前に、一度だけカラオケで「Boys Jump The Midnight」を歌ったことがある。
我ながらなかなか上手く歌えたと思ったが、一発で喉を潰し、その晩はもう歌えなかった(苦笑)。

EURO-ROCK PRESS Vol.79

画像はい、EURO-ROCK PRESS最新号です。
なんと創刊20周年。
えー。


俺がEURO-ROCK PRESSで書き始めたのは1999年5月発売のVol.3だったはずだから、来年5月のVol.81では俺が書くようになってから20周年ということに…。
うひー。
そりゃ体重も髪の毛も減るワケですわ…。


それはともかく、今回もレヴューどっちゃり書きました。



あふりらんぽ
ALIEN ROCKIN' EXPLOSION
ARES
BIRTH CONTROL
BIRUSHANAH
DIN A TESTBILD
EUPHOREON
ハルコとフランシス
初音階段
IAN GILLAN & THE JAVELINS
KORPIKLAANI
LIKE A STORM
M.D.M.S
MEPHISTOPHELES
MUNGO JERRY
OMNIUM GATHERUM
ORESUND SPACE COLLECTIVE
SATAN
SOUNDWITCH
STRAWBS
THIN LIZZY
VEILED IN SCARLET
WITTHUSER & WESTRUPP
WOODEN SHJIPS

相変わらずザッパ…じゃなかった雑多。


表紙はMARILLION。
もちろんライヴレポートとインタヴューあり。
(奥村裕司さんの質問が実にナイスで、非常に興味深い内容に)
あと、RENAISSANCEのライヴレポートとインタヴューとか。
GOBLINのライヴレポートとか。
GONGのライヴレポートとスティーヴ・ヒレッジのインタヴューとか。
玲里(難波弘之の愛娘)のインタヴューとか。
CARMEN MAKI & OZのライヴレポートとか。
VOIVODのインタヴューとか。
他にもいろいろ濃い記事いっぱい。


EURO-ROCK PRESS Vol.79、29日発売。