
本日。
元GALLHAMMERのrisaripaの主催イヴェント、2日目。
昨日は同じく元GALLHAMMERのViviankristが出演していて。
俺は彼女と某SNSでつながっているのだが、昨夜は行けず。
そして今夜は彼女は会場に来られなかった。
なので会えなかったのは残念。
(GALLHAMMERのライヴを観たこともないので、会ったことがない)
それはそれとして興味深いイヴェントだった。
生まれて初めての落合。
高田馬場から東西線で一駅なんだね。
SOUPはもっの凄く小さいハコ。
ステージがない。
フロアに入ると、小川直人が演奏中。
オープニングと転換はDJとかではなく、彼が演奏。
名前は以前から知っていたが、初めてナマで観た。
CDJとモジュラーシンセを使って、女性ヴォーカルのポップス(ヴァネッサ・パラディとか)にシンセノイズをかぶせる。
ステージがないということで、だくろぷかんはフロアの三方にバラバラに陣取って音を出し始める。
クリッペンリポンの濁朗(エレクトロニクス)とgloptinコマツ(メタル・パーカッション、エレクトロニクス)とMONE¥i$GODのカン(ヴォーカル)のユニット。
1回きりの企画だったはずが、好評につき活動継続中。
メタル・パーカッションとエレクトロニクスに自前のアンプまでくくりつけたコマツの機材が要塞のようだ。
以前観た時ともまた違う演奏。
クリッペンリポンともgloptinともMONE¥i$GODとも違う演奏。
コマツはメタル・パーカッションを叩きまくるだけでなくエレクトロニクスによるノイズ成分も多め。
そして濁朗とコマツが作り出すノイズの上でカンが吠える。
次に登場したのはPK///。
エレクトロニクス兼ヴォーカル、メタル・パーカッション兼スネア他の二人組。
SUICIDEとDAFとEINSTURZENDE NEUBAUTENと80年代末のエレクトロ・ボディ・ミュージックを混ぜて思いっきりダンサブルにした感じ。
カッコよかった。
その次にLINEKRAFT。
壁面に不穏な感じのモノクロ画像を投影しながら、エレクトロニクスと変調したヴォーカルとフロアタムとメタル・パーカッション(ってかドラム缶)を一人で担当してフロアをのたうち回る。
これまたカッコよかった。
落合SOUP、噂には聞いていたがもの凄く音のいいハコ。
ただ、キャパ100人とかいうものの、実際に100人入ったら死人が出そう(笑)。
そして、元MAYHEMのマニアックとrisaripaのデュオ(画像)。
マニアックをナマで観るのが実現するとは…。
で、顔までタトゥーが入ったマニアックは艶消しの黒いSGを弾き、全身黒ずくめに裸足のrisaripaはモジュラーシンセとフロアタムを担当。
ダーク・アンビエント的な導入部から、徐々にノイズ全開となる。
risaripaは機材に覆いかぶさるようにしてノイズを発しつつ、随所でフロアタムを叩く。
(時々にやにや笑いを浮かべていて怖い)
随分太って往年の面影がないマニアック、約45分のセットの中で、彼がヴォーカルを披露したのはわずか。
しかし、そのヴォーカルはMAYHEM時代のスクリームそのもの。
オーディエンスの中にはメタルヘッズ風の人も何人か見受けられたが、彼らはこのパフォーマンスをどう思っただろうか。
“Maniac plays MAYHEM”とか銘打ってバンド編成で来日すれば、もっと大きいハコを満員に出来ただろう。
しかし今の彼にはそんな気はさらさらないと思われ。
個人的にはとても楽しめた。
マニアックとBLUE OYSTER CULTの話をしたりして帰宅。
会場でお世話になった皆様、ありがとうございました。
(2022.11.11.改訂)