9月のDJ(その1)

KAN生誕前夜祭SEP 2020.jpgはい、緊急事態宣言解除後、5月に1回、8月に1回DJやりましたが。
9月は一応2回の予定です。
ホントに出来るのかなー。











「KAN生誕前夜(昼だけど)祭」@高円寺ShowBoat
2020/9/27(SUN)
12:00START
CHARGE ¥2400+1D

Not it?Yeah!
Giragira Akira with His Cool Buddies
MONE¥i$GOD

DJ 大越よしはる


MONE¥i$GODのヴォーカルKANちゃんの誕生日前日、白昼の宴。
楽しそうですね。
対バンは初めての人たちばかり。
気合入れて選曲します。


9月はもう1本DJ予定入ってるんだけど、その告知は後日改めて。
(ギリギリになりそうな予感)
それにしてもどっちもホントに出来るのかなあ…。
とりあえずやれる方向で、皆様是非お越しください。

EL ZINE VOL.44

EL ZINE VOL.44.jpgはい、EL ZINE最新号発売されました。

今回はMISFITSについて書きました。
今更という感じもしないでもないが、最近はまとまった記事を見かけることもないし、元ドラマーのジョーイ・イメージが亡くなったタイミングで、山路編集長からリクエストがあったので。
基本的には1983年に解散するまでのオリジナルのMISFITSの記事です。
皆様、是非お読みください。


表紙と巻頭のインタヴューはデトロイトのSHITFUCKER。
いかにも無法と暴虐の徒、という感じに見えるけど、インタヴューでの発言をよく読むと、ひょっとしてこの人たちサブカル好きをこじらせたインテリじゃないのか…?

その他、ANTI CIMEXの歴史(!)についての連載第1回とか。
サリドマイドのインタヴューとか。
スウェーデンのEXILのインタヴューとか。
同じくスウェーデンのBASTARD PRIESTのインタヴューとか。
(SHITFUCKERといい、バンド名凄いな…)
RECORD BOYによる限定リリース盤の紹介とか。
イギリスのTOKYO LUNGSのインタヴューとか。
ドイツの伝説的パンク・バンドSLIMEのインタヴュー(前編)とか。
前々号に続いての革ジャン特集とか。
(少々意外というか、JOE ALCOHOLも登場)
いずれも興味深い内容です。


EL ZINE VOL.44、本日発売。

ゴダイゴ/銀河鉄道999(1979)

GODIEGO.jpg俺がゴダイゴを初めて知ったのは、もちろん(?)TVドラマ『西遊記』のテーマソングだった「モンキーマジック」と「ガンダーラ」だった。
このブログを御覧の皆様でも、同様の方は多いのでは。

1975年、タケカワユキヒデのアルバムのレコーディングにミッキー吉野グループが参加し、そのまま新バンド・ゴダイゴへと移行。
78年に「モンキーマジック」と「ガンダーラ」で一気にお茶の間へ進出。
前年にデビューした”お茶の間ロック御三家”、Char、原田真二、世良公則&ツイストと大きく違ったのは、ソロ・シンガーでもなく、ヴォーカリストの名を冠したバンドでもなく、あくまで5人編成のバンドであったところだろう。
ツイストは別に世良公則のバック・バンドだったワケではなく、一方ゴダイゴもタケカワユキヒデというフロントマンがいたワケとはいえ、”タケカワユキヒデ&ゴダイゴ”ではなくインストゥルメンタル部分も存分に聴かせるゴダイゴという5人組、しかも英詞中心とあって、インパクトは大きかったはず。
ともあれ79年には”ユニセフ国際児童年協賛曲”「ビューティフル・ネーム」もヒット。
バンドはまさに絶頂期にあった。
ロックのロの字も知らなかった当時の俺は、ミッキー吉野がかつてゴールデン・カップスのメンバーだったことなど知る由もなかったが。

そんな中、映画版の『銀河鉄道999』テーマソングとして登場したのがこの曲。
エピソードはWikipediaにいっぱい載っているのでそちらを参照あれ。
ともあれいわゆるロック・バンドがいわゆるアニメソングを手掛けたのはコレが初めてだったという。
(それ以前にも『スーパーロボット マッハバロン』をはじめとして、バンド関係の人が特撮やアニメの主題歌を担当する例はないこともなかったものの)
制作サイドにも原作者・松本零士にもそれなりの懸念はあったようだが、蓋を開けてみれば映画も主題歌も大ヒットとなったのだった。
(オリコンでは2位)

イントロから高揚せずにいられない。
まさに宇宙への旅立ちを楽曲化したような。
タケカワユキヒデの作曲もさることながら、ミッキー吉野の編曲も大きかったと思う。
(シンプルかつ印象的なキーボード・ソロも実にナイス)
あと、改めて聴いてみるとトミー・スナイダーの足さばきがえらくロックでカッコいい。
作詞はメンバーではなく奈良橋陽子(英語詞)・山川啓介(日本語詞)とプロの作詞家が手掛けていたが、作品の世界観に沿いながら普遍性のあるモノ。
B面「テイキング・オフ!」も作中で使用されている。

先述した通りロックのロの字も知らなかった(YMOを聴き始めたのはこの後、1980年からだったはず)俺は、『宇宙戦艦ヤマト』の再放送以来松本零士にハマりまくっていて。
『銀河鉄道999』ももちろん映画館で観ましたよ。
鉄郎のルックスが原作やTV版と違うのがちょっと違和感だったな。
その後は『機動戦士ガンダム』の再放送にどハマり。
MOTORHEADもイギー・ポップもまだ遠かった。

ちなみにこの7inchは、映画から25年ほども経った頃にDJで使おうと思って渋谷のRECOfanで買ったと記憶する。
たまに回す。