
まず思ったのは…「えっ、まだ存命だったの?」という。
(失礼ですね)
一昨年に81歳で引退したというニュースは、まったく記憶になかった。
ともあれ、今度こそ最後のアルバムになるらしい。
現在83歳のワンダが、当時10代だったTHE RUNAWAYSの「You Drive Me Wild」をカヴァーするのだという…。
一方、UB40のダンカン・キャンベルは63歳にして引退という。
昨年発症した脳卒中の予後が良くないらしい。
バンドの方は新しいヴォーカリストを入れてこの夏以降はツアー活動を再開する意向。
かつて世間に物申す硬派なレゲエ・バンドだったUB40は、俺がその名を知った頃にはすっかりポップ・バンドと化していたが。
今度はダンカンが去り、また新たな章が始まるということか。
ともあれダンカンが健康を取り戻すことを祈る。
ALCATRAZZは昨年末にグレアム・ボネットの方と”それ以外”の方に分裂し、それ以外の方にはなんとドゥギー・ホワイトが加入していたが。
最近になってグレアムの方のALCATRAZZに、ARCH ENEMYのジェフ・ルーミス(ギター:元NEVERMORE)が参加したのだそうで。
ギタリストが誰かによって音楽性が変わってしまうのが常だったALCATRAZZ、まあグレアムが歌ってさえいれば誰が弾いてもALCATRAZZじゃんね、という気もする。
(じゃあグレアムのいない”それ以外”の方はどうなのって…)
それにしても、グレアムにはそれ以外の方とバンド名を争う気がなさそうなんだけど。
そうは言っても、どっちもまるっきり同じALCATRAZZじゃあ、いろいろ混乱が生じそう…。
そのうち問題になって、グレアムの方はGRAHAM BONNET'S ALCATRAZZとかになるのでは。
で、”それ以外の方”は?
ジミー・ウォルドー(キーボード)もゲイリー・シェア(ベース)も”〇〇's ALCATRAZZ”の看板にはなりそうもないし。
”ALCATRAZZ THE ORIGIN”とかかね…?