『名字の歴史』

名字の歴史.jpg…という本で仕事しました。
監修は”姓氏研究家”の森岡浩さん。
”執筆協力”として、全体の3分の1くらい担当しています。
27日から発売中。

仮タイトルは確か『名字から読み解く日本史』とかだったと思うが、随分シンプルになった。
内容は仮タイトルの方がむしろ近い感じで、日本の歴史に絡めていろいろな名字を解説するという。
例えば、
・飛鳥時代の氏族の姓が意味したものとは
・最初に名字を名乗ったのは武士
・「藤」のつく名字は藤原氏が由来
・清和源氏以外にもたくさんいた「源」一族
・源頼朝を支えた北条氏は平氏だった!?
・戦乱で全国に広まった名字
・織田信長が「平氏」を称した理由
・徳川家康が清和源氏を名乗った理由とは
・「明治時代に名字の大半はできた」は誤り
…みたいな。

以前にも言った通り日本史・世界史は得意分野なんだけど、今回は名字のお話ということで、参考文献がっつり読み込みました。
(いや、どの仕事でもがっつり読んでるが)
したら参考文献全部今回の監修者・森岡浩さんの著書だったという…。
凄いなこの人。

皆様、是非お読みください。
ちなみに大越という名字は福島県発祥らしいけど、俺の先祖の大越は新潟県が総本家。

あと2日(タイムテーブル決定)

転 OCT 2021.jpgはい、10月1日(金)「転 Vol.25」@小岩BUSHBASH、早いモノで明後日となりました。
(ホントに早いな、月日が経つのが…)


タイムテーブル出ております。


「転 Vol.25」
10/1(金)小岩BUSHBASH
Open/Start 18:30
Charge 1500円(+1drink order)


18:30-19:00 ヨツノ
19:00-19:30 大越よしはる
19:30-20:00 SoberBrown(LIVE)
20:00-20:30 平野勇
20:30-21:00 大越よしはる
21:00-21:30 SoberBrown(LIVE)
21:30-22:00 ヨツノ


30分2セットです。
お楽しみに。

御来場の際は不織布マスクを忘れずに。
(布マスク・ウレタンマスクは入場不可)
ヨロシクです。

TWINK/THINK PINK

TWINK.jpg25日リリースだが、現物が届いたのが昨日。

THE FAIRIES~TOMORROW~THE PRETTY THINGSを渡り歩いた後にPINK FAIRIESを結成した、英国サイケデリック史上の重要人物・トゥインク…が1970年にリリースした、1stソロ・アルバムにして文句なしの最高傑作。
ライナーノーツを書きました。

このアルバムは過去2回国内配給されているのだが、いずれも輸入盤に帯とライナーノーツを付けた仕様だった。
今回は、モノが違う。
国内プレス、そしてボーナス・トラックを20曲プラスした、計30曲収録(!)のCD2枚組。
しかも最新リマスター、SHM-CD(ディスク1のみ)、紙ジャケ。
更に、ディスク2はわざわざ別の紙ジャケに入れられている。
そして歌詞が記載されたインサートに、オリジナル・アルバム10曲とボーナス・トラック「Good Wizard Meets Naughty Wizard」の歌詞対訳付き。
…という、決定版的なリリース。
オリジナルLPのリリースから51年にして、初の正式な国内盤リリースとなる。

TOMORROW、THE PRETTY THINGS、THE DEVIANTS、TYRANNOSAURUS REX、JUNIOR'S EYESのメンバーが入り乱れ、英国アシッド・ロックの名盤のひとつに数えられるオリジナル・アルバムの10曲については、最早説明不要だろう。
ボーナス・トラックはいずれも既発音源ながら、今回新規リマスターとなっているし、トゥインク自身のレーベル・THINKPINK50THからリリースされていた『THINK PINK』のモノラル・ヴァージョン(https://lsdblog.seesaa.net/article/201905article_10.html)がCD-Rだったこと、そして今回のボーナス・トラックのうちの6曲が元々収録されていた『THE LOST EXPERIMENTAL RECORDINGS 1970』(1999年)が現在入手困難であることからしても、今回のリリースにはかなり価値があるはず。
2015年の英国サンビーム盤を持っている人も、買い直してイイと思います。
もちろん『THINK PINK』聴いたことない人は、この機会に是非。

それにしても我が家には『THINK PINK』何枚あるのか…。