
今度は29日に亡くなった人たちの訃報が続々と…。
ターザン後藤。
肝臓癌。
59歳。
FMWの”鬼神”として知られた人だが、その頃には俺はプロレスをほとんど観なくなっていたので、俺の中では力士を廃業して全日本プロレスでデビューした前座レスラー・後藤政二、なんだよな。
足に問題があって裸足でやる相撲が続けられず、靴を履いて試合が出来るプロレスに転向…というのは、当時のプロレス雑誌にも書いてあった。
当時弱冠18歳。
近年はラーメン屋だったのか。
ロニー・ホーキンス。
87歳。
死因は不明だが、長いこと闘病していたという。
THE BANDを世に出すきっかけとなった人物として知られる一方で、自身の音楽が高評価を得ることは少なく。
(映画『ラスト・ワルツ』でボ・ディドリーのカヴァーを喚いてた人、みたいな認識か)
しかしこの人のバンドには、THE BANDの面々だけでなくあのロイ・ブキャナンもいたのですよ。
自身もカナダでは80年代までトップ10ヒットを出し続けていたのだった。
スティーヴ・ブロートン。
死因は不明。
72歳。
EDGAR BROUGHTON BANDのドラマー。
しかしそれだけではなかった。
ロイ・ハーパーの『LIFEMASK』(1972年)をはじめとする諸作で叩いたのもこの人。
マイク・オールドフィールド『TUBELAR BELLS』(73年)B面で叩いたのもこの人。
一時期のMAGIC MUSCLEやMOTHER GONGで叩いていたのもこの人。
なんと、PSYCHIC TV「Godstar」(85年)でも叩いていたか…。
(他にもジェネシス・P・オリッジ関連諸作で叩いている)
このブログで紹介したEDGAR BROUGHTON BANDの『IN SIDE OUT』(72年:https://lsdblog.seesaa.net/article/201607article_1387.html)や『DEMONS AT THE BEEB』(2000年:https://lsdblog.seesaa.net/article/201610article_24.html)で叩いていたのももちろんこの人だし、『DEMONS AT THE BEEB』ではプロデュースも務めていた。
それにしても訃報続くなあ。
スティーヴ・ブロートンと近かったジェネシス・P・オリッジも一昨年亡くなっている。