映画『GET ACTION!!』が好評のうちに上映延長となり、そして地方公開も順次進められておりますが。俺自身は、TEENGENERATEのライヴは再結成のしか観たことない、というのは前に書いた通りで。
当然、前身バンドであるAMERICAN SOUL SPIDERSも観てない。
この7inchもリアルタイムで買ったモノではなかったはず。
AMERICAN SOUL SPIDERS。
1989年結成。
メンバーはDEZAKI(ヴォーカル)、FIFI(ギター、ヴォーカル)、FINK(ギター)、SAM(ベース)、SUCK(ドラム)の5人。
俺がこのバンドの名前を初めて知ったのは、来日したジェフ・ダールのバックを務めたバンドとしてだった。
結局一度もライヴを観ないうちに解散し、TEENGENERATEに移行。
TEENGENERATEのライヴも観られなかったんだけど、音源はリアルタイムで追っかけ続けた。
で、AMERICAN SOUL SPIDERSのこの7inchは、スプリットを除くと3枚目だったと思う。
ジャケットがまずナイス。
中身もナイス。
A面「Lazy Cowgirls」は、DEZAKIではなくFIFIが歌っている。
曲名だけで名曲確定。
ガレージやRAWパンクじゃなくてデトロイト・ロック寄りだったと言われるAMERICAN SOUL SPIDERSだけど、この曲での直線的なスピード感は初期TEENGENERATEに直結していると思う。
一方でジャケット裏に“Bye Bye Johnny”と記してあるとおり、ギター・ソロにはHEARTBREAKERSっぽいセンスも。
FIFIの声は後のFIRESTARTERに較べるといかにも若い。
B面はDEZAKIが歌う「Shot By The Bad Nurse」。
テンポもリフもA面曲に近いんだけど、こっちはちょっとDEAD BOYSっぽい感じがしたり。
両面とも、TEENGENERATEには皆無だったハード・ロック色が微妙に混じってる気がするのも興味深い。
1992年にDEZAKIが脱退して、バンドは解散。
その後すぐにTEENGENERATEに移行したワケじゃなく、しばらくブランクがあったらしいけど、AMERICAN SOUL SPIDERS時代からDEZAKI以外のメンバーが歌う曲があったワケだから、残るメンバーでの新バンドというのは自然だったろうし、必然でもあったと思う。
専任ヴォーカルもおらず、長いギター・ソロもなく…諸々を削ぎ落としてTEENGENERATEというエッセンスが残ったか。
しかしAMERICAN SOUL SPIDERSもコレはコレで実にカッコいい。
(2024.5.24.改訂)
この記事へのコメント