GODFLESH/A WORLD LIT ONLY BY FIRE

GODFLESH.jpgこの6月、再結成後初の音源であるEP「Decline & Fall」(https://lsdblog.seesaa.net/article/201607article_1598.html)をリリースしていたGODFLESH。
2010年の復活から4年…『HYMNS』(01年)以来実に13年ぶりとなるフルアルバムが昨日リリースされた。
再結成してからアルバムのリリースまでかなり間が空いたけど、創作意欲が熟すのをじっくり待ったと思われ。
それだけ充実したアルバムになっている。

ジャスティン・カール・マイケル・ブロードリック(ヴォーカル、ギター、プログラミング)とベン・ジョージ・クリスチャン・グリーン(ベース、プログラミング)…二人とも流石に見た目は老けたけど、サウンドにいささかの緩みもなし。
凶悪な圧殺インダストリアル・メタルがフルサイズで展開。

“公約”どおり、「Decline & Fall」と収録曲のカブりはなし。
のっけからヘヴィなビートとヘヴィなギターとヘヴィなベースと歪んだヴォーカルにのけぞる。
とにかくヘヴィ、とにかくダーク。
「Obeyed」あたりではいっそドゥーミー。
しかし「Decline & Fall」でも感じられたように、単に昔の音楽性をなぞっているワケじゃない。
楽曲やアレンジの幅は確実に広がり。
なんというか、絶妙にロック寄りな感じ。

「Shut Me Down」の奇妙なイントロが、何となくBLACK SABBATHの「Who Are You」を思わせたりとか。
そういや以前このブログで紹介したBLACK SABBATHのトリビュート・アルバム(https://lsdblog.seesaa.net/article/201607article_463.html)にGODFLESH参加してたっけな…。
(「Who Are You」じゃなくて「Zero The Hero」だったが)
「Life Giver Life Taker」での遠くから響いてくるようなジャスティン・K・ブロードリックのヴォーカルが印象的だったリとか。
「Carrion」や「Imperator」のリフが、へヴィながらも妙にキャッチーだったり。
(しかし「Carrion」のエンディングはキャッチーから程遠い)
「Imperator」でのクリーンなヴォーカルに、ちょっとだけJESUを思い出したり。

とはいえ、JESUとの落差は凄いなあ。
ジャスティン・K・ブロードリック、底が知れん。


(2024.6.24.改訂)

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