4月18日に新代田FEVERで行なわれたそのライヴの模様を収録した2枚組ライヴ・アルバム。
ディスク1が★As/SS/gZ★。
Co/SS/gZのZERO(ギター、ヴォーカル)、名越由貴夫(ギター、ヴォーカル)、大地大介(ドラム、ヴォーカル)、境めぐみ(ドラム)、ASTROの長谷川洋(エレクトロニクス)とROHCO(エレクトロニクス)、そして★GrinderS★からMIKO(担当は“???”とクレジットされている)という7人の大所帯。
楽曲自体は基本的にCo/SS/gZのを演っているんだが、元々がただでもノイジーなところに、ノイジシャン2名を迎えて、そのノイズ度は凄まじい。
演奏自体のテンションも相当のモノで。
DVDで観られる昨年のライヴに較べると、(当然のことながら)ツイン・ドラムの練度が上がり。
ヘッドホンで聴いていると、左右から襲い来る2台のドラムと2本のギター、それらに覆いかぶさる電子ノイズが頭の中で渦を巻く。
テンションといえばZERO自身のテンションも相当に高く。
昨年のライヴで披露された新曲「PARANOGUN!」がここでも演奏されているが、途中で何やら叫んでいて。
演奏がノイジー過ぎてよく聴こえないんだけど、「お前ら何がパンクだ! かかってこい!」と叫んでいる様子。
曲名もいちいち絶叫で、ASTROが単独演奏に入る際の「ASTRO! ぶちかませ!」という叫びにもシビレます。
そのASTROの二人による「SPACE & DESTROY」に「rock'n'roll」が斬り込み。
終盤に「V/KILLED/t/R/★」という、見慣れぬ曲名があって。
聴いてみたら…BUGGLES「Video Killed The Radio Star」のカヴァー!
MIKOの見せ場はここだったか。
それにしても意外な…。
(ってか、曲名読めません!)
そして最後はWHITE HOSPITALのメンバーを迎えたAs/WH/gZによる「COBRA」でシメ。
まさに疾風怒濤の70分。
ディスク2がWHITE HOSPITAL。
小長谷淳(ヴォイス:GRIM)と桑原智禎(ドラム:VASILISK)という当時のメンバー二人に、LINEKRAFT大久保正彦(ベース、メタル・パーカッション)とUNGEZIEFER西村圭介(シンセ)という、現在それぞれ小長谷と桑原をサポートしている二人を加えた4人編成。
当時は名越由貴夫もメンバーだったが、ここでの演奏に名越は参加せず。
1984年のアルバム『HOLOCAUST』が昨年再発されたそうだが俺は聴いていないので、コレがWHITE HOSPITAL初体験。
GRIMの曲も含む曲目を見る限り、音源としてリリースされたかつてのレパートリーはなく。
復活ではあれど再現ではないということか。
へヴィでラウドな工業ビートに、何語で叫んでいるのかもわからない(一部日本語)小長谷淳のヴォイス。
もっとノイズ寄りな音楽を想像していたんだけど、意外とロック寄りというか、メロディアスな要素は皆無ながらも楽曲の体を成している。
それにしても小長谷淳のヴォイスがインパクト大。
昔の山塚アイと勝負しても勝てそうだ。
当日は、途中からほとんどフロアで叫んでいたらしい。
(ゲルチュチュか!)
残念なことに、このライヴを最後に、WHITE HOSPITAL名義での活動は完全に封印されるとか。
当たり前ではあるが、多分かつての伝説よりも今現在の活動が大事で、かつ自信もあるのではと思う。
昨年のCo/SS/gZのDVD同様、オーディエンスの歓声などはオフ気味のミックスだが、両バンドとも演奏自体の生々しさが120%伝わってくる録音。
あー、ナマで観たいなあCo/SS/gZ。
あと、新作スタジオ・アルバムの実現を祈る。
『録音鬼特別盤 ROKUONKI EXTRA! Live Aktion 4.18』、昨日より絶賛発売中。
(2024.8.15.改訂)
この記事へのコメント
Co/SS/gZ
ありがとうございます\(^o^)/
大越よしはる
御本人降臨&コメントありがとうございます。
どうにも都合が付かなくて御無沙汰しておりますが、一度ライヴ行きたいモノです。