ほとんどジャケ買いだった1枚。
なんか、おどろおどろしい感じがイイじゃん?
ヴァーティゴとかネオン系みたいな感じで。
(実際はポリドールからのリリース)
で、全然おどろおどろしくはない。
一方で直感通り、ネオン・レコーズのTONTON MACOUTEやINDIAN SUMMERなんかに通じる、クールでプログレッシヴなのにユルくて軽い、みたいな味わいのあるバンド。
1969年に結成されたバンドの1stアルバム。
メンバーはハワード・アレキサンダー・ワース(アコースティック・ギター、ヴォーカル)、キース・ジェメル(フルート、サックス、クラリネット)、トレヴァー・ウィリアムズ(ベース)、トニー・コナー(ドラム)の4人。
ジャズ・ロックとフォーク・ロックの中間の何処かに着地しそこなったような音楽性。
ジャズ・ロックというにはユルく。
フォーク・ロックというにはプログレ度が高い。
ジャジーでクールでもありつつ、牧歌的にしてノスタルジックな音楽。
ハワード・ワースのヴォーカルにはR&Bの顕著な影響がありつつ、さほど黒っぽくもならず。
トラッド色が聴かれる一方でエスニックな味付けもあり。
雑食にしてB級なんだけど、それが実にイイ湯加減で。
(このイイ湯加減は、末期SKIN ALLEYあたりにも通じると思う)
その後バンドはカントリーやスワンプなどアメリカンな色合いを強めてパブ・ロックに接近し。
4枚のアルバムを残して1972年に解散。
ハワード・ワースはソロに。
キース・ジェメルはSTACKRIDGEに。
(なんか、もの凄い納得)
トニー・コナーはJACKSON HEIGHTSに。
(コレも、ある種なるほどという感じ)
そしてトレヴァー・ウィリアムズはNASHVILLE TEENSに(!)。
2014年には再結成も果たしたんだそうで。
追記:
キース・ジェメルはこの記事を書いた直後の2016年7月に亡くなったとのこと。
(2024.10.26.)
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