宇宙の祭典

HAWKWIND SPACE RITUAL.jpgここんとこ毎日HAWKWINDを聴いている。
(デトロイト・ロックとかブラック・メタルとか、アレも毎日、コレも毎日って、まったく忙しいこったな)
今月末には初期5作も紙ジャケ&SHM-CDで改めて国内発売だ。

HAWKWINDは、もちろんレミーが在籍していたから、って理由で聴き始めたんだった。
しかしすぐにHAWKWIND自体に参ってしまい、レミー在籍時代以外の音源もどんどん買い集め、レコード棚にはHAWKWINDのアルバムがずらりと並ぶことになる。
ジンジャー・ベイカー(元CREAM!)在籍前後のアルバムも好きだし(『LIVE 1979』に収録の「Shot Down In The Night」は一時期よくDJで使った)、スペース・ロックというよりもスペース・ポップという感じだった80年代後半、GWR時代のアルバムも好き。

そうはいってもやっぱりレミー在籍時の音が一番好きなんだけど。
ひたすら反復ビート、そしてあらぬところでオカズを叩きまくるドラム。
唸りをあげて突進し、時々ベース・ソロみたいになるレミーのプレイ。
神秘のノイズを放射しまくるシンセサイザーと発振器。
時々妙にポップになるサックス(「Brainbox Pollution」の「ぱ~ぱぱ~ぱ~♪」とか)。
そしてデイヴ・ブロックのギターは…まあいいや(笑)。
ともあれそれらが幾重にも絡み合って聴き手に襲いかかる、異形の長尺ヘヴィ・サイケデリック。

それで、この時期のHAWKWINDなんだけど、実は、身も蓋もない歌詞がかなり好きなんだよな。
歌詞だけ読んでると、およそ“宇宙の祭典”って感じじゃない。
「シルバー・マシーンで宇宙を一巡りだぜ~」みたいな「Silver Machine」は、実はけっこう例外的で。
「Space Is Deep」なんて、いかにも深遠そうな曲名と演奏で、歌詞は「宇宙は深いよ大きいよ、嘘もないけど真実もないよ」みたいな、要するに何もない。
「You'd Better Believe It」に至っては、サビでレミーが「信じた方がいいぜ!」と叫んだら、すぐに追っかけるコーラスが繰り返し「言うのはそりゃ簡単、言うのはそりゃ簡単」って。

他にも「Down Through The Night」なんか、曲中で“Down”って何回歌ってることか。
連中は夜空を駆け上がらない、駆け抜けない、ただ夜の中を落ちていく。
当時のHAWKWINDは、一体どういう信条で作詞していたんだろうか。

それにしても初期作品群、コレで何度目の再発だろう。
財布が(以下略)


ところで今、首と肩と背中と腰と脚が、つまりほとんど全身が痛い。
痛みは、本当に体力を奪うな。
さくら整骨院へ、田端のさくら整骨院へ、もっの凄く腕のイイさくら整骨院へ行かなければ(←宣伝)。


(2023.2.22.全面改訂)

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