「WHO NIGHT Vol.2」@大塚Deepa

WHO NIGHT VOL.2.jpgはい、8日の「WHO NIGHT」、御来場の皆様誠にありがとうございました。
なんかいろいろあったが、俺的には楽しかったんでOK。
ただ、トリビュート・バンド二組のライヴが終わったら半数のお客さんが帰っちゃったのにはがっかり。
わかってないなー。

ともあれ、今回のDJはレコード回しつつ解説を挿むというスタイル。
ノリが途切れるのが何より気になったんだけど、予想以上に上手く出来たと思うし、残って聴いてくれたお客さんもみんな楽しんでくれたみたいなんで、実によかったでありますよ。

以下、セットリスト、ここでも解説付きで。


…「THE WHOの影響力」をテーマに話し始めたんだが、まずはTHE WHOへの影響、について。
キース・ムーンのドラミングは、先にデビューしていたTHE PRETTY THINGSのドラマー、ヴィヴ・プリンスの影響もあったのでは?…というところで

Roadrunner/THE PRETTY THINGS

…でまあ、せっかくですから(?)THE WHOも1曲回してみた。
あとで話すネタの伏線でもある。

My Generation/THE WHO

ここからいよいよTHE WHOの影響の話。
まずはフツーにカヴァーで

Substitute/THE LITTER

まあコレもフツーじゃないっちゃフツーじゃないが。
しかしカヴァー以外のところで俺が目を向けたのは、コレ。

White Light/White Heat /THE VELVET UNDERGROUND

なんで?…と思われるかもしれないが、ベースをよく聴いてみてほしい。
THE CLASH結成当時、素人同然だったポール・シムノンはRAMONESを聴いてベースを練習したという。
ルー・リードと組む以前は現代音楽畑の人間だったジョン・ケイルが、ロック・ベースをやる上でジョン・エントウィッスルに影響されていた可能性は、少なくないと思うのだ。
コレは後ほど検証。

さて、この頃もう一人THE WHOに影響されていたのが、ジミ・ヘンドリックス。
影響…というか、モンタレー・ポップ・フェスティヴァルでWHOの楽器破壊を目の当たりにしたジミが「対抗するには燃やすしかない!」ということになったであろうワケですね。
でも「Wild Thing」は回さなかった。

…持ち時間の関係で早くも70年代後半の話。
パンク・ムーヴメントにおけるTHE WHOの影響力はEDDIE & THE HOT RODSのカヴァーなんかでも明白だが、「Substitute」をカヴァーしていたSEX PISTOLSが、自分たち流の「Substitute」を新たに作ってみたのがコレではないかと。

Pretty Vacant/SEX PISTOLS

歌詞なんか、けっこう改作っぽい雰囲気あるぞ。
太いベースを軸に、コーラスもフィーチュアして基本ポップなR&R、という点では、見事に通じるモノがある。

一方、演奏スタイルでやたらと影響されてるっぽいベーシストをフィーチュアした2バンド。

No More Heroes/THE STRANGLERS
Leaving Here/MOTORHEAD

特に「Leaving Here」はTHE WHOのレパートリーでもあったワケで。

そして最後に、さっきのジョン・ケイルがジョン・エントウィッスルに影響されてる説の検証。

My Generation/PATTI SMITH GROUP

コレはライヴ音源なんだが、ベースはなんとジョン・ケイルその人なのである。
ブンブンいわしてます。

…こんな感じで、「WHO NIGHT」なのにTHE WHOほとんど回さないセット(笑)が終了したが、このあとB to B。
フロアからのリクエストにお応えして

Leaving Here/THE WHO
See Me, Feel Me/THE WHO

今回タウン禅のライヴは観られなかったんだが、バリュー兄貴のステージには笑わせてもらいました。
怒ってた人もいたけど(苦笑)。


前回の「WHO NIGHT」がピート・タウンゼンドの誕生日で、今回はキース・ムーンの命日(の翌日)。
さて、次は?


追記:
結局次はありませんでした。
「SOUND CAFE」終了後、主催の魅惑のクニオ♂はアイドル関連のイヴェントに注力するようになり、ロック系のイヴェントはあまりやらなくなったのだった。

(2019.8.2.)


(2023.1.2.改訂)

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