FIGURES OF LIGHT/DROP DEAD

FIGURES OF LIGHT.jpg1970年結成、72年にリリースした唯一の7inch「It's Lame」が2006年に復刻されて、界隈に衝撃をもたらしたFIGURES OF LIGHT。
08年にはその7inchの曲や、伝説的な70年のライヴ音源(ステージ上でTV15台を粉砕)まで収録した復活(そして初めての)アルバムをリリースしてまたしても一部のファンを震撼させたが、全曲新録の新作アルバムが出ましたよ。

オリジナル・メンバーのウィーラー・ウィンストン・ディクソン(ヴォーカル:70年代はギターも担当)とマイケル・ダウニー(ギター、ヴォーカル:70年代はベースとドラムだった)の二人を中心に、ノートン・レコーズのミリアム・リナがドラムで参加してるのは前作同様だが、今回更にギターとプロデュースが黒い魔神ミック・コリンズ。
悪かろうはずがない。
15曲も入ってるけど、37分で鬼のように突っ走る。

THE VELVET UNDERGROUNDの影響を受けたニューヨークの二人組が1972年に録音した未発表音源…と言われても信じてしまう。
「It's Lame」のリリースから40年も経っているのに、初期衝動バリバリでかつVELVETSマナーなアーバン/アヴァン・ガレージがどっかんどっかん炸裂する。
なんだこりゃ、すげえな。
ミリアム・リナの完璧にモー・タッカー・スタイルのドラムと、「VELVET UNDERGROUNDみたいなギターが弾けるぞ、わーい」と言わんばかりなミック・コリンズのギターが多大な貢献を果たしているのは間違いないが、全曲の作詞作曲と歌を担当し、そして世界有数の強靭なリズム・ギタリストだったVELVET UNDERGROUND時代のルー・リードの資質を完璧に我がモノとした二人のオリジナル・メンバーが凄過ぎる。

リリースは昨年11月頃で、入手がもっと早ければ、間違いなく2011年のベスト・セレクションに食い込んでいた。
さっきから繰り返し聴いているが、あと50回くらいは余裕でリピート出来る。
超推薦盤。


追記:
このレヴューをわざわざ英訳してWikipediaに載せてくれたのは誰?(笑)

(2013.10.15.)


追記その2:
…と思ったがその後俺のレヴュー部分はWikipediaから削除されている(苦笑)。

(2020.11.2.)


(2023.7.19.改訂)

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