珍盤。THE RIDICULOUS TRIOはマイク・ハゲドーン(トロンボーン:ハゲドーンじゃなくてヘイジドーンとかヘイグドーンかも知れない)、ロブ・プレシャー(チューバ)、タイム・ジョーンズ(ドラム)の3人で結成されている。
なんだその編成。
で、そのヘンテコな編成で何をやっていたかというと…THE STOOGESのカヴァー!
2004年には自主制作で『PLAYS THE STOOGES』というCD-Rをリリースしている。
全曲STOOGESのカヴァー。
トロンボーンとチューバとドラムで。
05年にはネヴァダ州リノのスロヴンリー・レコーズから7inch「No Fun」(B面は「Down On The Street」)をリリース。
俺は持ってないけど、多分『PLAYS THE STOOGES』からシングル・カットしたモノだと思う。
その後、ドラマーがシャノン・モロウに交代してスロヴンリー・レコーズからリリースしたのが、今回紹介する7inch。
A面は「TV Eye」。
本当に、トロンボーンとチューバとドラムで演っている。
初めて聴いた時は絶句した。
一体何を考えているのかと。
基本的に、トロンボーンがヴォーカルとリード・ギターを、チューバがリズム・ギターとベースの役割を担当している。
いや、だからなんでトロンボーンとチューバなんだよ。
B面は「Not Right」と「Iwbyd」。
B面2曲目は、もちろん「I Wanna Be Your Dog」のことである。
スロヴンリー・レコーズのオーナーは、THE RIDICULOUS TRIOに対し「MC5やSONICS RENDEZVOUS BANDもカヴァーしては?」と提案したそうだが、バンドは拒否したという。
曰く、自分たちはTHE STOOGESのみをプレイすると。
だから、何だよその無駄なこだわりは。
そして、彼らがカヴァーしていたのは70年代前半のIGGY AND THE STOOGESではなく、1969~70年のTHE STOOGESのレパートリーのみであった。
結局、彼らのリリースはこの7inchが最後となる。
(そりゃそうだよなあ)
メンバーの素性はよくわからないんだけど、ロブ・プレシャーはアンソニー・ブラクストンのアルバムにもクレジットがあるので、まっとうな(?)ジャズの人なのかも知れない。
ともあれ、THE STOOGESのカヴァー数あれど、ここまでヘンテコなのはちょっと他にないだろう。
追記:
コレ、レヴューしたことを完全に忘れていて、数年後にまた書きそうになった。
(たまにある)
(2025.1.4.)
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