DAYMAREの2枚(FRIENDSHIP + MUTOID MAN)

画像相変わらず精力的なリリースを続けるデイメア・レコーディングス。
6月の新譜2枚。
日本の新鋭とアメリカの気鋭。










FRIENDSHIP『HATRED』

東京近郊で活動中のグラインド/パワー・ヴァイオレンス/ハードコア新鋭バンドによる1stアルバム。
これまでにリリースした2枚のEPは即完売とのこと。
ステージではアンプの壁から爆音をぶっ放すそうだけど、このアルバムもかなり凄い。
のっけから突進する怒涛のブラスト・ビートと絶叫。
時にフリーキーなノイズをまき散らすギター。
転調してのビートダウンやドゥーミーでヘヴィなスロー・ビート&スロー・リフもありつつ、一方でDISCHARGE直系みたいな部分も。
ドラマーはかなりの凄腕。
日本人離れというか、ところにより人間離れという感じさえ。
野獣のようなヴォーカルの咆哮も強烈。
とにかく漆黒のジャケットが象徴するように、ダークなテンションに満ち溢れている。
そして最後は轟然たるフィードバック・ノイズで終わる。
ライヴ凄そうねー。
マスタリングはCONVERGEやSUNN O)))、SLEEPなんかも手掛けたブラッド・ボートライトが担当している。
それにしても、バンド名が“友情”か…。


MUTOID MAN『WAR MOANS』(画像)

CAVE-INのスティーヴン・ブロッズキー(ギター、ヴォーカル)とCONVERGEのベン・コラー(ドラム)が立ち上げた別バンドの3rdアルバム。
1stアルバム『HELIUM HEADS』(2013年:https://lsdblog.seesaa.net/article/201607article_1428.html)ではベースもスティーヴンが担当して、このブログで“最小編成のCAVE-IN”とか書いたけど。
2ndアルバム(聴いてない)からニック・カジャーオ(ベース)が加入してトリオ編成になっていて。
1stアルバムではスピードとアグレッションが前面に出ていたが…というか、この3rdアルバムでもスピードとアグレッションは存分にありまくりではあれど。
随分歌モノっぽさが増したというか、キャッチーになった感がある。
スティーヴンのヴォーカルも随分メロディアスに聴かせるように。
1曲目「Melt Your Mind」なんて、楽曲自体はほとんどスラッシュ・メタルな一方、歌メロはメロコアっぽいとさえ言える感じ。
「Headrush」「Open Flame」あたりでの哀愁メロディも印象的。
一方で「Kiss Of Death」のストーナーっぽいリフとか、後半がドゥーミーでスローな「Irons In The Fire」とか。
カート・バルー(CONVERGE)とかチェルシー・ウルフとかゲストも豪華で。
タイトル曲では何とマーティ・フリードマン(!)がギター・ソロを弾きまくる。
マーティは推薦コメントも寄せてます。
そしてラストはチェルシーを迎えてスティーヴンが切々と歌い上げるヘヴィにしてムーディーなバラード。
随分幅を広げたなあ。
ベン・コラーは相変わらず叩きまくってます。
国内盤はボーナス・トラックとして2曲のライヴを追加。


『HATRED』『WAR MOANS』、どちらも7日リリース。


(2025.1.22.改訂)

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