dim upの新人2組(unizzz...+ペドラザ)

画像先月出たFOLLOW-UPでインタヴューしてるけど。
DISK UNION主催の新人発掘企画“DIVE INTO MUSIC.オーディション”の最終合格アーティストとなった2組の新人バンドが、新レーベルdim upからリリースする/したデビュー・アルバム。







unizzz...『hello』(画像)

こちらは6月21日にリリース済み。
京都で2016年に結成された4人組。
(まだ結成から1年しか経ってない!)
メンバーはkyohei(ギター、シンセ、ヴォーカル)、KOME(ギター、シンセ、ヴォーカル)、kamata(ベース)、MAO(ドラム)。
STEREOLABの影響大とのことだが、一方で日本の80年代ニュー・ウェイヴやJ-POPの影響もアリ。
結果として、シンセサイザーをフィーチュアしたストレンジで実験的なサウンドと、柔らかいヴォーカルを前面に出したポップな楽曲が併存するというかなり独特な音楽性になっている。
音響派+エレクトロニカみたいな楽曲と、KOMEのかわいらしいヴォーカルが乗るJ-POP的な楽曲では、別のバンドみたいな分裂具合。
曲によっては1曲の中でそれらの要素が融合していたりもして。
小田和正(!)とかに影響されたというkyoheiの中性的なハイトーン・ヴォイスも特徴的。
尖ったギター・サウンドや変拍子なんかも聴かせつつ、全体の感触はポップ。


ペドラザ『アイホープ アイシンク アイノウ』

こちらは7月5日リリース。
前身バンドでの活動を経て、2015年にペドラザとしてスタート。
メンバーはアダチサマーソニック(ギター、ヴォーカル)、吉水アンリ(ギター)、シホちゃん(ベース)、ぬちんちん(ドラム)の4人。
アダチサマーソニックって…メジャーデビューとかしたら改名を余儀なくされそうだな(笑)。
(あと、ぬちんちんってなんだよ!)
くるり、ナンバーガール、OASISなんかの影響下に、90年代オルターナティヴ的なギター・バンドとしてのアプローチ。
このアルバムではそれほどギターが前面に出ていないんだけど、個人的にはもっとラウドな音作りにしても良かったと思う。
それにしてもドラムがもの凄く変わったオカズを入れるバンドで、居心地の悪さ転じて耳にひっかかる要素となっている。
そしてアダチサマーソニックによる、ちょっとナンセンスにしてやるせなさを感じさせる歌詞と、放り出したような歌。
ギターは丁寧に重ねられている感があるが、ギター2本だけでやる生演奏はかなりノイジーじゃないかと随所で想像させてくれる。


unizzz...は「D.R.H.F.」、ペドラザは「幽体離脱」と、それぞれアナログ7inchもリリース。
DIM.オーディションは第2回が8月20日締め切りだそうで。
今後新人バンドの新たな登竜門となるか。


(2025.1.31.改訂)

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