KOGA RECORDSの2枚(piggies + NUDGE' EM ALL)

画像日本のポップ・パンク系の総本山とも言うべきレーベル、KOGA RECORDS。
その黎明期に人気を誇り、その後片や解散、片やリリース・ペースが鈍化…した2バンドが、そろって新作をリリース。
往年のKOGAメロディ愛好家にも若いファンにも、コレは事件と言えましょう。





piggies『LONG VACATION』(画像)

piggies。
1996年1月結成。
99年にミニアルバム『Mrs.Dunn』で音源デビュー。
2000年にアルバム『piggies』をリリース。
しかし翌01年に解散。
その後Miki(ベース)を除くメンバーたちはfabulousplanesとTHE SQUEAKSでそれぞれ05年にアルバムをリリースしたものの、ニュースは途絶え。
…と思ったら、15年にpiggies復活してたんですってよ。
解散から16年、復活から2年を経て、満を持して登場した音源がコレ。
Tetsu(ギター、ヴォーカル)、Kitamun(ギター、ヴォーカル)、Miki(ベース、ヴォーカル)、Acchan(ドラム、ヴォーカル)のオリジナル・メンバー4人が再び集まった。
タイトル通りの“LONG VACATION”…しかしキャッチーでキュートにしてガッツある男女混成ヴォーカルのポップ・パンクは不変。
強いて挙げればfabulousplanesの流れを感じさせるギターポップ成分が少し入ってきたか。
それにしても17年ぶりの新作…メンバー40代ですってよ。
そうは思えん出来です。


NUDGE' EM ALL『GO』

一方のNUDGE' EM ALL、5thアルバム。
1994年の結成から23年、その間にアルバム5枚。
このブログで前作『SEE』を紹介したのがもう6年前。
(このブログも、もう随分長いことやってるってこった)
活動休止期間もあったけど、それにしても寡作。
で、6年の間にメンバーが交代し、現在は坂木誠(ギター、ヴォーカル)、斉藤純也(ベース)、真田太洋(ドラム)、塩野海(キーボード)の4人編成となっている。
このアルバムでは坂木が作曲を、真田が作詞を担当する分業体制となり、更には真田も歌うようになった。
前作での洗練を更に進め、THE BEATLESや渋谷系や70年代シティ・ポップなんかを思わせるポップでキャッチーで都会的で洒落たサウンドを展開。
なんか、凄くメジャーな感じ。
もちろんR&Rなビートも健在。
(ドラマーが歌詞を書くって、どうしてもはっぴいえんどを思い出すじゃないか)
アレンジ面で、キーボーディストの正式加入は大きかったと思う。
一方、前作でも感じたNUDGE' EM ALLのNUDGE' EM ALLたる、明るくなり切らないビターな感覚は変わらず。
いいアルバムです。


どちらも4日リリース。
そしてどちらのバンドも現在配布中のFOLLOW-UPにインタヴュー載ってます。


(2025.2.26.改訂)

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