今日のこと。乗り換えを重ねての帰路。
いきなり電車が急停車。
車内アナウンス。
「この電車に人身事故が発生しました」
こ、この電車にっ…!
人身事故による電車の遅延にはさんざん泣かされてきたが、自分が乗った電車に人が(多分)飛び込んだのは初めての経験。
すぐに車内のあちこちでボソボソと始まる携帯の通話。
緊急事態だ、やむを得んだろう。
何しろ、人を轢いた“当事車”(?)たる電車だ。
対応の流れは逐一車内アナウンスで伝えられた。
まず、一帯を走るすべての電車に対してただちに停止が命じられると共に、警察と消防に連絡。
やがてパトカーと救急車と消防車が駆け付ける。
警察とレスキュー隊が到着した時点で運転士と車掌も“現場”に集合するため、その時点で車内アナウンスはしばし中断となる。
その間に行なわれる救出作業。
その後の車内アナウンスでは“負傷者の救出作業”と言っていたので、轢かれた人はあくまでも生きている前提、だったのだ…と思うが。
その後、救出した負傷者を線路外の安全な場所に移し。
コレはもちろん救急車に搬入し、病院に搬送するということだろう。
それから、“遺留品の捜索”と運転士による安全確認を行なっているというアナウンスが流れる。
遺留品、と聞いて急に不安な気持ちになる。
そういや、救急車がサイレンを鳴らして去って行く音は聞こえなかったが…。
そして警察による現場検証。
最後に、警察官やレスキュー隊が全員線路外に出たことを確認して、運転再開。
ざっとこんな流れだった。
この間、約1時間。
印象的だったのは、車内の落ち着いた空気。
停車している間、何処かで舌打ちが1回聞こえただけで、誰かが声を荒げるでもなく、乗客は全員が粛々といった感じで運転再開を待ち続けていた。
それは多分、いいことなんだろう。
多分。
轢かれた人は…死んじゃったかなあ。
それも多分明日には新聞かネットのニュースでわかるだろう。
しかしアレだ…ずっと前にも書いたけど、鉄道自殺はやめようぜ。
一人の死が、何千人にも及ぼす影響をちょっとは考えよう。
まあ自殺するまでになったらそんなことも考えられないんだろうがな。
あと、万一死ねなかったら、かなりの確率で手足のない余生とかが待ってるぞ。
そこから一念発起してパラアスリートにでもなるとか、そんなことはまずあるまいよ。
ともあれ疲労困憊で帰宅した俺は、いただきもののパストラミロースをスライスして、電子レンジで加熱したほくほくのジャガイモを添えて夕食にしたのだった。
そんな夜。
画像は本文と直接関係ない。
追記:
やっぱり死んだってさ…。
(2018.1.8.)
(2025.3.14.改訂)
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