ヘヴィ・メタル文化論の研究者として電子書籍を発表し続けてきた長谷川修平、約2年ぶりに近い新刊。このブログでも紹介した前作『モーターヘッドのレミーが残したもの』(https://lsdblog.seesaa.net/article/201702article_4.html)に続き、今回はMOTORHEADのアルバムを詳細に解説した1冊。
日本の音楽誌などでMOTORHEADの特集が組まれる際によく掲載される、2~数ページ程度のディスコグラフィに常日頃異を唱え続けていた長谷川修平。
曰く、アルバム1枚に1ページを費やすぐらいでなければ、と。
(これまでにそんな記事を載せたことがあるのは「CLASSIC ROCK MAGAZINE」ぐらいだろう)
その信念に従い、MOTORHEADの全オリジナル・アルバム(+α)を約5万字使って語り下ろしている。
90年代に入る頃からMOTORHEADを聴き始め、リアルタイムで接し続けた最終ラインナップのMOTORHEADに強い思い入れを持つ長谷川修平。
(実際、彼は何度も渡英してMOTORHEADのライヴに“接して”おり、生前のレミーとも親交があった)
その分最初期にはあまり思い入れがないようで(?)、ラリー・ウォリスが“ラリー・ウォレス”、ルーカス・フォックスが“ルーカス・オックス”と誤記されていたりもするが、ともあれ1977年に『MOTORHEAD』で“正式に”デビューを飾って以降のMOTORHEADについては非常に詳細に濃密に語られている。
各アルバム毎の音楽性・楽曲だけでなく、音作りや奏法、歌詞、そしてアートワークなどについてもよく掘り下げてある。
RAMONESほどではないにしろ、暴走R&Rの一言で一括りにされがちなMOTORHEADのアルバム群が、実は作品毎に様々な相違、あるいは試みに満ちていて、その上でロックに、そして世界に対峙する姿勢自体は終始一貫していたMOTORHEAD/レミーの姿が、読むほどに浮き彫りになる1冊。
10日発売。
Amazonでも買えます。
で、この電子書籍が発売される明日10日(月)開催の「モーターヘッドの全アルバムを語る!」@新宿ROCK CAFE LOFT。
長谷川修平くんも出演です。
出演者の中では行川和彦さんよりも俺よりも、間違いなく長谷川くんが一番MOTORHEADに詳しい。
皆様、是非お越し下さい。
(2025.7.7.改訂)
この記事へのコメント
TOMMY
よろしくお願い致します!
shuhei
大越よしはる
コメントありがとうございます&御来場ありがとうございました!
楽しんでいただけたようであれば幸いです。
大越よしはる
コメントありがとうございます&お疲れ様でした。
昨日は久しぶりに会えて嬉しかったよ。