会社員をやってた頃、上司に対しては「ご苦労様です」ではなく「お疲れ様です」と言う、みたいなのが“常識”となっていた。「ご苦労様」は目上の人間が目下の人間にかける言葉である、みたいな。
ところが日本では昔から目下の人間が目上の人間に「ご苦労様」と言うのは当たり前だったんだそうで。
例えば宮中の人が天皇に対して「ご苦労様」ということもフツーだったんだとか。
日本語ってややこしいね。
同じく会社員時代、上司に対して了解の意を伝えるにはどう言うのが正しいか、というので職場内で議論になったことがあった。
結論は「了解しました」や「了解いたしました」ではなく「承知しました」が最も適切だろう、ということになった。
コレもどーでもいいような気もするけど、日本語って難しいねえ。
当時の職場には言葉遣いにやたらうるさいお局様みたいなのがいて、曰く、社内のメールでも「致します」「頂きます」ではなく「いたします」「いただきます」とするのが正しい、とか。
どうでもええわそんなもん。
大体言葉というのは世につれて変わっていくモノであるからして、昔の用法や本来の言葉遣いだけが絶対で今の言葉遣いはおかしい、なんてことはあり得ないワケで。
それ言い出したら口語体の文章なんて邪道だみたいな話にもなりかねない(笑)。
それにしても、最近はネットを見ていると「マナー講師がこう言ってた」みたいな触れ込みで“〇〇〇と言うのは失礼にあたる”とかいう、真偽不明な話がよく転がっている。
そのマナー講師とやら、頭おかしいんじゃねえのかとしか思えないようなのが多いが。
で、個人的にはどーしても許せないのがある。
「耳ざわりがいい」ってやつだ。
「耳触りがいい」ということになるんだろうけど、“みみざわり”ってのはそもそも“耳障り”、つまり耳に障るということであって、耳に触ることじゃないからねー。
なので俺は絶対「耳ざわりがいい」なんて言葉は使わない。
(それに類する言葉を使いたい時は「耳あたりがいい」と言っている)
しかしコレも何十年かのうちにはフツーに「耳ざわりがいい」で定着してしまうのかもね。
画像は日本語にこだわりを持つ男・ゲルチュチュのハッチ。
彼はよく、巷間で言う“壮絶”ってのは違うだろう、それは“凄絶”と言うところだろう、と言う。
試しに辞書引いてみて下さい。
(2025.8.24.改訂)
この記事へのコメント
わさびむし
大越よしはる
そういう相手とは距離を置くのが一番なのですが。
仕事などで日常的に接触せざるを得ない場合は…まず、相手を変えるのは不可能と認識することでしょう。
その上で、「この人はフツーの意思疎通が出来ない人だから」と割り切って、相手の反応や言動から来るイライラや不快さを遮断し、「あーはいはい、仕方ないですねえホントに」ぐらいに思いながら対応する、といったところでしょうか。
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