木幡東介@高円寺稲生座

画像9日の続き。
吉祥寺SILVER ELEPHANTを出て、小雨の中を移動。
新宿LOFTで写真家・高畠正人氏主催のイヴェント「UNDERGROUND」。
しかしSILVER ELEPHANTのライヴが押し、俺が到着したのはちょうどイヴェントが終了したところだった。
とりあえず出演バンドのメンバーら関係者に会い、ビールを飲んでLOFTを出る。
この晩は恐怖のトリプルブッキング。

で、高円寺へ。
吉祥寺SILVER ELEPHANTも初めてだったが、稲生座も初めて。
いわゆるライヴバーで、SILVER ELEPHANTよりもっともっと小さい。

二番手の雷音舎が演奏中。
本来はギター兼ヴォーカルのソロ・ユニットらしいが、この夜は鍵盤奏者二人を加えたトリオ編成。
鍵盤の片割れは元・曇ヶ原の赤羽あつみで、彼女はヴォーカルも担当していた。
フェイクのトロピカルとか架空のリゾートとかいった感じの、軽快で開放感あふれる音楽。
ギターが本当に軽やかかつソフトで、今目の前でアンプから出ている音とは信じられないぐらい。

そしてトリの木幡東介(画像)。
ソロ出演でありながら、「こんばんは、マリア観音です」と名乗る。
しかしギター弾き語りによるその歌と演奏は、確かに一人マリア観音としか言いようがない。
「絶滅」などバンド編成でおなじみの曲も交えつつ、間違いなく目の前で弾いているのに、どうやって弾いているのだろう…と疑わしくなる“自由律”なギター。
(SE的なキーボード音は足で操作していたのか?)
ギターだけでなく、8ビートをはじめとする洋楽のリズム感覚から遠く隔たった歌唱も。
さっきまで吉祥寺で聴いていたのとは真逆の音楽だけど、俺はどっちも大好きなのだ。
プログレとパンクの間を行き来するアイデンティティ…。
(いや、コレもプログレッシヴじゃね?)
『木枯らし紋次郎』のテーマ曲「だれかが風の中に」も披露。
木幡が他人の曲をカヴァーするのを初めて聴いたのだが。
しかしやっぱり木幡でしかないリズム感で料理される。
日本のロックを真の日本のロック足らしめるべく、木幡の孤軍奮闘はまだ続く。


ちょっと無理のあるトリプルブッキングだったけど、とりあえず会いたい人には全員会えたのでよしとする。
明日…というか日付変わって今日は「RICH FOREVER SEMINAR」@渋谷CYCLONEです。


(2025.8.27.改訂)

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