昨夜アップした第1回分は既にかなりの人たちに読んでいただけているようで、ありがたいことです。
(室井氏も喜んでます)
さて今夜は第2回。
先頃第6巻が出て完結した『レイリ』、その制作秘話をお届けします。
お楽しみください。
※インタヴューその1
https://lsdblog.seesaa.net/article/201907article_7.html
―その岩明さんですけど…『レイリ』。岩明均原作。
室井「はい」
―原作付きは初めて?
室井「そうですね。岩明さんじゃなかったら、原作付きとかは受けなかったです」
―岩明均さんの原作で、漫画を描くっていう…その話はそもそもどういう経緯で?
室井「担当編集者の、沢さんっていう…チャンピオンの元編集長。『刃牙』とか『シグルイ』とか担当されてた方が、岩明さんと30年ぐらい仲良くて。定期的に単行本を…自分が気に入った単行本をまとめて送るんですって、岩明さんに。「今の漫画の趨勢もチェックしてみて」みたいな気持ちを込めて。で、あまりリアクションがないんだけど、俺が描いた『秋津』っていう漫画に岩明さんからリアクションが返ってきて。「アレ面白いねえ!」って。…その頃、脚本は完成してて、『レイリ』の。で…作画の人を、何人か、プレゼンというか、コンペ的なのが走ってて。で、岩明さんが「室井さんとかどう?」「ええっ?!」とか…笑いながら話してたんですって。「じゃあ一応、室井さん声かけてみよっか?」って。で、声かかって。手、震えましたよね…。ずっと好きな人ですから」
―その時点ではまだ確定ではなくて。
室井「確定ではなかったです」
―『レイリ』の最終巻の、岩明さんのあとがきを見ると、対立候補みたいなのが…。
室井「いらっしゃったみたいですけどね」
―結局、二人から選んだ形ですか?
室井「いや、他にも脚本のさわりの部分を渡されて、どうかっていう話が来たって人は、何人かいたって聞きましたけどね。結局、俺の1話・2話のネームを見てもらって、じゃあ(俺で)っていう感じで。『秋津』の何を気に入ってもらえたかって言ったら、キャラクターの奥行きとか、間とかユーモア感。あと、レイリは重層的にドラマが走ったりするから、頭よくないとダメっていうのがあって…俺、頭がいいから(笑)」
―(笑)
室井「なんか頭よさそうっていう(笑)。それで作画に決まりました」
―『秋津』は『寄生獣』を読んで泣くシーンもあるし…。
室井「「そこは、岩明さんどう反応してくれたんですか?」って訊いたら、岩明さんも照れ屋だから、そこは反応しないで。『デビルマン』の美樹ちゃんのキャラ弁っていうギャグがあって。割り箸に卵ぶっ刺して「『デビルマン』のミキちゃん」って、お父さんが息子に渡すって、あそこですげえ笑ったって…」
―(爆笑)
室井「永井豪先生へのリスペクトが逆にないですよね(苦笑)。ミキちゃんも、カタカナで書いちゃってるんですよね。“美樹”じゃないといけないのに。…『デビルマン』も読んだんですけど、やっぱ、もう一世代上じゃないですか。確かに凄かったですけど。俺の世代にとっての『デビルマン』っていうのは『寄生獣』だから」
―ああ!…『ネオデビルマン』にも入ってたなあ、岩明さん。
室井「ああ、良かったですね!」
―で、その時点では原作、シナリオは既に完成していたワケですね?
室井「してましたね」
―凄く長い時間がかかったらしいですね。
室井「5~6年ぐらい書きためて、1回担当編集に渡して「コレを清書します」っつって、12年かかったっていう…」
―凄いなあ…。
室井「時代劇とか全然興味ないんですけど…それは今でも興味ないんですけど。でも岩明さんが紡ぐ感情の機微とか、そういうものに心惹かれて。シナリオ読んで8回ぐらい泣いちゃって。最高だなと思って。俺、師匠と言える師匠がいないんですけど、岩明さんを師匠と呼んでも、もういいよね?(笑)」
―通常、原作付きの漫画っていうのは、原作者から原作が送られてきて、それをその都度絵にしていくっていう…。
室井「そうですね、はい」
―今回は、シナリオが完成していて、6巻分通読してから…。
室生「そうですね。だから、序盤に出てくるキャラクターも、後に含みがあるような感じとか、そういう奥行きを持たせるみたいな作業というのも必要だったり。なんていうんだろう、“記号”にしちゃいけないというか」
―なるほど。原作が五月雨で届きながら、それを絵にしていくっていうのと、最初から結末がわかっていて、キャラクターを作っていくっていうのとは…そっちの方がやりやすい?
室井「それはどちらにもいいところがあって。たとえば週刊タームのドライブ感で、パッと来てパッと描いて、筆や感情が走ったりする、そのカッコよさってのももちろんあると思うんですよ」
―はい。
室井「でも岩明さんの場合、ホントに悩んで悩んで悩みぬいてポップに作るっていうか…ポップっていうのは、ちゃんとしたエンターテインメントに…」
―エンターテインメントとして成立させる?
室井「そう。音楽だったら、それが現代音楽に流れないで、そういう試行の苦しみが…言ったら岡村靖幸とかブライアン・ウィルソンみたいに、悩んで悩んでポップなものを作るみたいな人だから。だからそれはタームが違うというか、どっちにも良さがあるという感じがしますね」
―今の話を聞いて思ったんですけど、最終巻になって「穴山玄蕃が黒幕だった!」ってことになって、思わず5巻に遡って「玄蕃!」ってなる。それで(5巻の穴山玄蕃の台詞)「信勝どのと…小山田?」のシーンを…。
室井「うん。だから、ちゃんと組み上がった…海外の古典小説みたいな強度があると思うんですよ。アレクサンドル・デュマみたいなさ。わかんないけど(笑)。凄い、グイグイ読ませるような。…今の漫画の、第一話でダッシュかけるような時流にはそぐわないけど、でも岩明均という名前が担保されてたから。1巻がほぼプロローグだったりとか、そういう感じだったりするんですけど、全巻通して見ると、良質な古典小説の強度ってのがあると思うんですね。さっきおっしゃった、週刊連載でパッて描いて次!…っていう、その面白さとはまた別種の面白さが、あると思うんです」
―ちなみに、最終巻の帯コピーになった…。
室井「“たとえ胸の傷が痛んでも”。アレは『アンパンマン』(主題歌「アンパンマンのマーチ」)の一節で。それっていうのは担当編集者の沢さんと岩明さんが話してて『アンパンマン』のテーマと『レイリ』のテーマが直結するかなっていう。歌詞をずっと読んでくと、ホントにそうなんですよ…胸に沁みる歌詞で」
―それは、どの時点であったんですか?
室井「それはもう…『レイリ』の構想の、当初からあったそうです。それで沢さんが(最終巻に)そのコピーを付けたんですけど。「コレはちょっと俺のわがままで、このコピーを付けさせてくれ!」って…「やなせたかし先生サイドにも許諾は取った!」って。そんなのもう、全然嬉しいですよって」
―…あのプロットっていうのは、震災の影響っていうのはあったんでしょうか?
室井「どうでしょうね?」
―時期的に言って…震災直後に「アンパンマンのマーチ」って、凄くラジオでかかってたでしょう。
室井「一度岩明さんにお会いした時に、そこまではお伺いしてないですけど。でも、どうでしょう…ああいう、普遍のものというか、岩明さんの作品群から類推するに、2000年代初頭って『剣の舞』とか『ヘウレーカ』って…岩明先生も手塚治虫先生を尊敬してらっしゃるから、神の視線というか「お前らくだらねえ戦争しやがって、他にやることねえのか」みたいな、虚無感で終わる感じっていうか…俺はそれも凄い好きで。でもそこから十数年描き続けて、やっぱり岩明先生にも変化というか、虚無の果ての光、みたいなものっていうか…肯定感みたいな。そういう、作家が年齢を経るにつれての心境の変化っていうのがもちろんあったと思うんですよね。それはもう、時事と密接に連携してると思うし。(本人に)聞いてはいないけど」
―通過した虚無が深ければ深いほど、逆に生命に対する…。
室井「想いとか慈しみとか、優しく寄り添う感じっていうのを…だからこそ俺は泣いちゃって。『レイリ』っていう作品は、ホントに光が滲む作品っていう感じ」
―その点では凄いダイナミクスとかダイナミズムがある作品。で、それを室井さんが非常に上手い具合に作画したと思ってるんですけど。
室井「うん」
―例えば1巻で、鎧武者が敵に馬乗りになって、首を「ゾッ」ってやる時…。
室井「うんうん」
―『寄生獣』からずっとそうなんだけど、それまで生きて笑ったりとかしていた人たちが、寄生獣にバクってやられた瞬間に、眼の光がスッとなくなって肉の塊になる…。
室井「アレは、僕にとっての死生観とも通じる感じで、そういうところも岩明さんや沢さんは見てくれたと思うんですけど。“死んだら物体”とか…岩明さんがおっしゃってたのは、例えば、首を刀で切断するじゃないですか。首がスポーンと飛ぶんじゃなくて、ボトンと下に落ちる。そういう、物理法則とかに則った表現っていうのが望ましいって。俺もまさにその通りというか。首「ゾッ」っていう時のネームって、沢さんすげえ喜んでくれて(笑)」
―ああ。
室井「沢さんっておかしくて…『シグルイ』の担当だから。おっさんがイイ顔で死ぬと、すげえ喜んでくれるんですよ(笑)。でも『レイリ』の殺陣とか残虐表現に関しては、岩明さんの影響はもちろんずっと通底してるんですけど、僕自身もそういう感じの、残虐表現っていうか、ゴア表現が好きで。死んだらただのモノというか…その上で、物理法則にちゃんと則ったロジカルな残虐表現。例えば、レイリが飛んだり跳ねたりして人を殺すんですけど、それって、体重が軽いから、重力を味方にして切りつけるとか。あとは何度も何度も刺して…オーバーキルするのは、じゃないと息を吹き返して反撃されるかも知れないからとか、そういう、荒唐無稽に思えてもけっこう物理法則に則ったり、ロジックに則ったりして、人を殺すというか。プラス、三隅研次という映画監督が好きで。『子連れ狼』とか、勝新太郎のお兄さん…」
―若山富三郎。
室井「そうそう。ある時期の三隅研次のゴア表現が凄く好きで。そこらへんの影響も取り入れてる感じですね。でも基本的に、人が死んだらモノになる、そういう感じっていうのは、岩明さんから…岩明さんとか北野武とか。北野武も、直立不動でパンパンパンって人を殺して、無言で死んでいくっていうさ。あとは黒沢清とかもそうだけど。そういうとこからけっこう、死生観みたいな、人が死ぬ表現っていうのは影響を受けているので」
―そういう表現があればこそ、レイリをはじめとする主要登場人物の、生命感とか生命力とか、生き生きした感じっていうのも際立つ。
室井「そうですね。残虐表現は目的じゃなくて、手段なので。ゴアシーンがたまらなく大好きで描いてるって訳じゃない。その先に見える光とか希望みたいなものを描く上で、振幅がデカい方が伝わる訳だから。だから、残虐なところは徹底的に残虐にしなきゃいけない。でも、その作品に対する度合いっていうのがあるから、やり過ぎないように…なるべく、内臓がぐちゃぐちゃ出たりするようなゴア表現じゃなくて、感情的に蹂躙されるというか。…目的じゃないですよ、手段ですね、悲惨な状況を描くっていうのは」
―そういう物語を描くための、主役としてのレイリ。キャラクターの造形の上での、気を付けたところとか苦労したところとかは?
室井「単純に考えて…似たような人(信勝と、レイリを含む影武者たち)が4人出てくるんですよ、登場人物に(笑)。だから沢さんも、画にして成立すんのかって多少危惧したらしいんです。でも、顔が似てても、演出とか仕草とかで、差異化は出来ると思うんですよ。信勝って、若殿様、凄く天才の。アレも、凄くオーバーアクションで、指ピッとさしたりとか、身振り手振りが凄いとか…アレは、不安の表れであったり。内面が凄く傷つきやすいから、自分をデカく見せるような感じ。自分を大きく見せるような、多動の子の予備動作っていうか、そういう感じの演出を付けたりとか。レイリはすっとぼけてる感じ(笑)。レイリがすっとぼけてる感じっていうのは、最初は、全部どうでもいいっていう虚無感っていうか。基本的には全部どうでもいいっていう感じなんだけど、後半になって行くにつれて、いい共同体になって行くっていうか、殿様とかとも。だから「しょうがねえな」っていうツッコミ役のすっとぼけた表情に変わっていく。ユーモアを獲得しつつあるみたいな感じっていうか。そもそもは、あの子はあんな悲惨な状況がなかったら、ユーモアに充ちた素直でかわいい女の子なのかも知れない。だから気が狂っちゃったけど戻って来たみたいな、そういう感じ」
―そもそもの造形が、今までの室井さんの漫画に出て来た女性キャラクターと決定的に違うじゃないですか。
室井「そうですか?」
―室井作品に出てくる女の人っていうのは、例えば『イヌジニン』の広田さんをはじめとして、目力だけ強くて幸薄そうな…。
室井「…アレは多分、虚勢を張ってるんですよ。人と関係するのが怖いみたいな」
―エバタの娘とかも。
室井「うん。みんな怖がってるんですよ」
―そこに初めて、目がはっきり大きく描かれた、眉目秀麗な女性キャラっていうか。
室井「それは、俺が人と関係したいっていうか、人に楽しんでもらいたいっていう気持ちの表れ…かも知れないですよね。レイリのキャラクター作りにおいては、もうちょっと感情の深度…深さの度合いが、強いので、なるべくフィクショナルなキャラクターデザインにはしない…髪がツンツンとか、そういう感じにはしないようにしようと思って、岩明さんにキャラクター・デザインを渡したら、こういう感じでいいんだよって。逆に、織田信長が出てくるじゃないですか、狂った感じで。アレはもうかき回す役だから、フィクショナルに、振幅を狙って。俺の中では、レイリっていうのは、今まで描いてきた女の子のキャラクターとドラスティックに変わってる訳ではないんですけど…それは、作家の経年変化というか(笑)、そういう感じじゃないですか、単に」
―わりと、室井漫画って、男性でも女性でも、こういう感じの…レイリは、こうでしょ?(それぞれの室井キャラの目を紙に描いてみせる)
室井「(笑)それは…『エバタのロック』って、週刊連載っていうタームが、俺に合わなくて、凄く失敗しちゃって。そこから2年ぐらい「どうしたら売れるのかな?…才能が、俺は、凄くあるんだけど、売れる才能だけがない」っていう…(笑)」
―(爆笑)
室井「(笑)その試行錯誤の結果のひとつだと思います。どうやったら耳目を集められるのかとか、そういうことをずっと考えてましたからね。「フィクションとは?」とか。ただ、(『レイリ』の)初期はホントに、絵が慣れてなくて、拙くて。俺自身が、絵が上手いタイプで作画に選ばれるっていうのではなかったので…」
―そうなんですか?
室井「うん。絵に凄くムラがあるし…だから人体解剖図とか買って、絵の勉強し直したりとかして。それでもまだ下手ですから。まず基礎デッサンが上手くないし…だから、本当に絵を描くのが嫌いなんですよね(苦笑)」
―なんで漫画家に…(笑)。
室井「いや、お話が描きたいからですよ…。それでも一応、頑張ったんで(笑)。“岩明さんの絵で読みたかった”って…俺が一番思ってる訳でさ」
―岩明均さん本人の絵だったらまた違うっていうか、ああはなってないと思う。俺は室井さんの絵でよかったと思ってますけど。
室井「そう思ってもらったら嬉しいですよ。尊敬してる人だから、変な我欲とか自分アピールとか入れないで、岩明さんだったらどう描くんだろうなって思いながら描きました。表情とかも。たまに遊びで『ヒストリエ』の吹き出しを、トゲトゲの吹き出しをトレースして入れたりして…(笑)」
―そんなことしてたんだ?(笑)
室井「(笑)岩明均作品を、この世にもう1作という気持ちで。嬉しかったのは、自分のアップデートが出来たんですよね。単行本でも、表情のリテイクとかは、わりと多かった。「ここはこの表情じゃない」っていう。プラス、自主的に俺も単行本毎に100ヵ所ぐらい直したり(笑)。奥行きというか、そういうとこって、作品の強度につながる。俺も実にもなったし、嬉しい仕事でしたね」
―『エバタのロック』『秋津』の頃に較べても、連載中の画力の向上っていうのは本当に著しいモノが…。
室井「…でも、ホント基本的に上手くはないと思ってるんで。いや、めちゃめちゃ頑張ってるんスよ。頑張ってアレなんで許してって感じ(笑)」
―…連載は何年でしたっけ?
室井「話が来たのが2014年の10月かな?…だから、5年弱とかそんなもんですよね、企画はね」
―その間に岩明さん御本人とお会いしたのが1回?
室井「1回ですね。でもそういうもんですよ?」
―ああ、原哲夫と武論尊もほとんど会わなかったって…。
室井「3回ぐらいしか会わなかったって言ってましたよね」
―そういうもんなんだ?
室井「そういうもんです(笑)」
―岩明さんは、どういう方でした?
室井「知性が服を着て歩いてるような人ですね。カッコよかった…カッコよくてナイーヴで、「こうじゃなきゃ!」って感じ」
―岩明さんとの出会いを通じて、自分自身が変化したっていうのはありましたか?
室井「漫画に対する姿勢、向き合い方っていうのが…岩明さんって、作品に対して、自分(作家)は“端女(はしため)”でいいとおっしゃってて。端女、侍女っていうか…ストーリーやキャラクターに対して。だから作品を超えて「俺をわかってくれ!」っていう、過度な自分アピールは要らない。我欲は要らない。どれだけキャラクターやストーリーに誠実であるかっていう。そういう姿勢。それを超えた自分アピールって…それは音楽でやればいい話で」
―ああ。
室井「ジャンルによって、我欲の出し方の度合いって違うと思うんですよね。そういうとこかな。あとは、そのキャラクターがどんな感情をはらんでるのかっていう…ホントに奥行きがあるから、何種類も…多い時は「5種類ぐらいの感情をはらませてくれ」っていう指定が(笑)」
―信勝の表情とか…。
室井「そういうとこで、キャラクターの表情の奥行きっていうのを描くのが、俺は上手くなりましたね(笑)。でもそれって、必要ない漫画には必要ないんですよ」
―?
室井「善と悪の二項対立で、悪を殴るぞ…みたいな感じの物語には必要ない。だから、良し悪しなんですけど、でも、得た武器なんで、このメソッドを使って正統の少年漫画をやりたいなって思ったり。そうすると、面白い奥行きが出るんじゃないかと」
―…で、時代劇、もうやりたくないんですか?
室井「めんどくさい!…甲冑とか描くの、もう最悪。着物もわかんないし。難しいですね…」
―せっかくあれだけ描けるようになったのに…。
室井「資料もいっぱい買ったんですけど。資料とか大嫌いなんですけど、取材とかも…。でも(取材に)行って、資料いっぱい買って。でももう二度とやんねえと思って、資料もスタッフにあげちゃったりして(笑)。いやーめんどくさいめんどくさい、無理無理無理」
―岩明原作がもう1回来たら?
室井「(苦笑)」
―でも再タッグとかになったら、全然違う話になるか…。
室井「いや…『ヒストリエ』の続きを読みたいんで」
―それだったらやる?
室井「えっ、俺がですか?…いや、無理ですよ、岩明さん(の絵)で読みたいですよ!(笑)」
―もしそうなったら、古代ローマとかの資料を…。
室井「いえいえ、岩明さんで読みたいです(笑)」
以下、ラスト第3回に続きます。
乞う御期待。
※インタヴューその3
https://lsdblog.seesaa.net/article/201907article_9.html
(2025.9.1.)
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