58歳。
10日の夜に心臓発作を起こしたとのこと。
どんどん太ってたもんな…。
やはり健康状態に問題があり、2017年を最後に、ライヴ活動からは離れていたそうだ。
カリフォルニア州サクラメント出身ながら、注目を集めるようになったのはテキサス州オースティンだった…というのは、ロッキー・エリクソンを生んだテキサスならではみたいに考えると納得な気がする。
特異過ぎるイラストはよくアウトサイダー・アートとして扱われる一方、その音楽もポップなようでいて奇形的な、やはり特異な魅力を放っていた。
統合失調症と双極性障害に苦しんでいたと言われるものの、その音楽を必要以上に精神の病と結び付けて考えるべきではないのだろう…とはいえやはりシド・バレットあたりと比較してしまう。
もっともシドとは違い、ダニエルはとりあえずその晩年まで活動を続けることが出来たのだが。
13日にはエディ・マネーが亡くなったとのこと。
食道癌。
70歳。
70年代から活躍していた人だが、個人的には1986年のアルバム『CAN'T HOLD BACK』と、ロニー・スペクターを迎えて大ヒットしたシングル「Take Me Home Tonight」に尽きる。
(余談ながら現KING CRIMSONのパット・マステロットが『CAN'T HOLD BACK』で叩いていたと知って驚いた)
90年代以降は全然聴かなくなっていたものの、本人はその後もアルバムをリリースしたりTVやラジオで番組を持ったりと精力的に活動していた様子。
ドラッグやアルコールの問題を克服しながらの70年は長生きだったと言うべきなのか。
リック・オケイセックの死は、今朝知ったばかりだ。
驚いた。
15日、意識不明の状態で発見され、警察が到着した時には既に死亡していたとのこと。
75歳。
俺がTHE CARSを知ったのは大ヒットした『HEARTBEAT CITY』(1984年)からの「You Might Think」のPVだったが、そのCARSというバンドが、俺が洋楽を聴き始める以前から有線などでしょっちゅう耳にしていた「Shake It Up」を演っていたバンドだ、ということにはすぐに気が付いた。
それにしても、もう75歳だったか。
『HEARTBEAT CITY』の時点で既に40歳だったワケだ。
ポップなアメリカン・ロックとニュー・ウェイヴ風味を不可分に融合した独自の音楽性は本当に唯一無二だった。
そしてパンク系をはじめとするプロデューサーとしての手腕、というかその目利きぶり。
SUICIDE(アラン・ヴェガのソロも)にBAD BRAINSにイギー・ポップ。
ただ者じゃなかった。
バンドのメンバーたちがリック抜きで“NEW CARS”として活動したりなんてこともあった一方で、かつての盟友ベンジャミン・オールはずっと前にあちら側に行ってしまっている。
今頃は旧交を温めているところだろうか。
ダニエル・ジョンストンは違うが、リック・オケイセックとエディ・マネーはどちらも「ベストヒットUSA」で知ったクチだ。
『HEARTBEAT CITY』から既に35年、『CAN'T HOLD BACK』からでも33年経っているのか。
今は『SHAKE IT UP』(1981年:画像)を聴いている。
コレなんぞはもう40年近く前。
あの頃のミュージシャンもどんどんあっちに行ってしまうし、俺もどんどんそっちに近付くワケだ。
(2025.10.14.改訂)
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