吉田ケイ@DISK UNION渋谷中古センター

KIMG0259.JPG本日。
DISK UNION全店(!)で一斉に開催されたイヴェント“DIVE INTO MUSIC. 2019 AUTUMN”の一環として、DISK UNION渋谷中古センターでは今年結成20周年を迎えたTHAT'S A NO NO!の“ヨシケイ”こと吉田ケイ(ヴォーカル、ギター)のインストア・ライヴが。
行ってきました。

その前の予定が急に変更になってずれ込んでしまい、俺がお店に入った時にはスタート予定の17時から10分ほど過ぎていたが、どうにかライヴの大半を観ることが出来た。
(開演自体少し遅れたらしい)
それにしても、最近新作が出たワケでもないTHAT'S A NO NO!(2015年の2ndアルバム『CARROT or STICK?』以来アルバムは出ていない)の吉田ケイが何故この場に抜擢されたのだろうか。
THAT'S A NO NO!のアルバムはDISK UNION内のサザナミ・レーベルからリリースされているし、そこに持ってきてバンドが結成20周年とか、そのへんのあれこれじゃなかったかと。

そもそも中古CD売り場であるDISK UNION渋谷中古センター、もちろんライヴが出来るようには作られていない。
お店に入ると見えるのはCD棚とお客の後ろ姿ばかりで、演者の声はすれども姿は見えず。
ようやく吉田ケイの姿が見える位置に入っていくと、彼女はレジの前のわずかなスペースで椅子に腰かけ、マイクもアンプもなしにアコースティック・ギターを弾いて歌っていた。

吉田ケイのソロ・ライヴを観るのは4年以上ぶりになる。
前回は何故か浦和のスポーツバーだった。
ともあれTHAT'S A NO NO!の、アルバム未収録曲も含む新旧レパートリーをアコギ1本で歌って行く。
一部間違えたりもあったものの、ギターは随分達者になっていたし、昔からディストーション成分を含んでいた歌声は熟成が進んだ感じのなんともイイ塩梅に。
基本的にガレージ・バンドであるTHAT'S A NO NO!の楽曲が、こうしてソロで聴くと元々色濃かったR&B、そしてバンド編成では感じられないフォーク・ブルーズ的テイストを増し。
ラストはソロモン・バークの「Stupidity」だったが、そこでも説得力充分な歌唱を聴かせた。
MCも飾らず、それでいて巧み。

それにしてもTHAT'S A NO NO!、もう20年か。
(先日の20周年ライヴは行けなくて残念)
俺が彼女たちを初めて観たのは、結成から3年ほど経った2002年1月だった。
それからでももう17年以上。
当時20代のかわいこちゃんだった吉田ケイも今やすっかり成熟した大人の女性だ。
(いや、かわいこちゃんというか…正直言って俺が彼女に初めて会った時、あまりに背が高くてニューハーフかと疑ったのを白状しておこう)
ともあれキュートさはまったく失われていないのが嬉しかった。

結成からアルバム・デビューまで10年以上、そして活動20年でアルバム2枚と寡作なTHAT'S A NO NO!、そろそろ新作にも期待したいモノだ。


追記:
近年の吉田ケイはザ・トランプのヴォーカリストとして活躍中。

(2025.10.29.)

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