再び掲げられる看板と、使ってはいけない看板。

MOTLEY CRUE.jpgMOTLEY CRUEが復活するとのこと。
特に驚きはない。
ああ、やっぱりね、という感じ。

1992年にヴィンス・ニール解雇。
97年にヴィンス復帰。
99年にトミー・リー脱退。
2003年に事実上の解散。
04年に早くもオリジナル・メンバーで再結成。
15年に解散(活動停止)。
メンバー間にはさぞいろいろあるのだろうと推測するが、それでもオリジナルの4人じゃない期間はそんなに長くないのだから、まあ大したモノだと思う。
もちろんオリジナル編成であることが彼らにとって一番の商品価値なのだというのは、自分たちも周囲もわかり過ぎるほどわかっていることだろう。

問題はそんな彼らの“商品価値”が、加齢と共にどんどん失われていくことだろう。
ヴィンス・ニールの最近の写真を見ると、ほとんど達磨さんという感じ。
『GIRLS, GIRLS, GIRLS』(1987年)や『Dr.FEELGOOD』(89年)の頃には男の俺から見てもため息が出るようなハンサムだったニッキー・シックスも、流石に随分容色が衰えた。
(あのニッキーも今年で61歳とは)
あんなにギラギラして見えたトミー・リーも、最近の写真を見ると枯れ具合が怖いほどだ。
一番変わってないのが68歳のミック・マーズ…。
とりあえずヴィンスにはダイエット頑張って欲しいです。


CHILDREN OF BODOMからメンバー3人脱退。
バンド名の法的な権利をその3人が持っているため(!)、アレキシ・ライホは今後CHILDREN OF BODOMの名前で活動出来ないという。
コレは驚いた。

THE DAMNEDみたいに、そんなトラブルを何度も繰り返しているバンドもいるが、DAMNEDはオリジナル・メンバー全員に強烈なキャラクターがあったし、基本的には誰が中心人物というワケでもなかった。
一方CHILDREN OF BODOMと言ったら、イコールでアレキシ・ライホじゃなかったんですか。
極端な言い方をすると、KING DIAMONDからキング・ダイアモンド以外のメンバーが全員脱退してバンド名の権利を得る、みたいな。
訴訟社会・欧米の恐ろしさなのか…。


オリジナル・メンバーが一人もいなくなってもバンドの看板が継承されることはままある…という話はつい先日書いたばかりだが。
一方でMOTLEY CRUEのように、オリジナル・メンバーの誰か一人欠けた時点でアルバムのセールスやツアーの動員がガタ落ちしたりする例もアリ。
(ジョン・コラビ在籍時のMOTLEY CRUEはツアーを途中で打ち切らざるを得ないこともあったそうで)
まあ、オリジナル編成が何よりも尊ばれ、実際にオリジナル・メンバーでの活動が(そこそこ)続くというのは、バンドとしては理想的というべきなのかも、と思わないでもない。
THE BEATLESを目指したKISSが長いことオリジナル・メンバー半分で活動していることを思えば、オリジナルの4人が(多分)多くのファンからかけがえのない存在と認識されているMOTLEY CRUEは幸せなのでは。
(メンバー自身がどう思うかは別として)

とりあえずヴィンス・ニールにはダイエット頑張ってほしいです。


追記:
MOTLEY CRUEはその後ミック・マーズの”引退”を巡ってゴタゴタ。
アレキシ・ライホは2020年12月に亡くなってしまった。

(2025.11.3.)

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