代々木ゼミナールの世界史講師を経て、現在北予備東京校で“東大世界史”を担当する祝田秀全氏が監修する『勢力マップで学ぶ世界史』。
“執筆協力”として参加させていただきました。
前に『マンガ 本当にあった! 世界の珍兵器コレクション』や『マンガ 世界のミリメシ』(どちらも宝島社)で漫画原作を担当しているけど、ミリタリー関係に限らず歴史関連は元々得意分野で。
(社会科の教員免許も持ってる)
楽しみながら仕事させていただきましたよ。
(ただし締め切りは超タイトだった…)
メソポタミア文明(アッシリア帝国)から2001年のアメリカ同時多発テロまで、人類5000年史を68のテキストと勢力マップ(オールカラー)で解説するという書籍。
5000年をテキスト+マップの見開き68本で解説するワケだから、当然ながらざっくりと言えばざっくりながら、それだけに読みやすく肩の凝らない1冊として楽しめると思います。
俺が担当した部分では、国家間の込み入ったあれこれを簡潔にわかりやすく、と心がけて書きました。
実際、かなり楽しめる1冊だと思う。
俺が担当したのは全体の約5分の1なんだけど、完成した本を通読して特に興味深かったのは現在のトルコのあたり。
紀元前9世紀頃はヒッタイト王国で、紀元前6世紀頃はアケメネス朝で、紀元前330年頃にはアレクサンドロス大王が支配してて、“五賢帝”時代にはローマ帝国の一部で、その後東ローマ帝国→ビザンツ帝国で、その後オスマン帝国になったらバルカン半島も東欧もエジプトも全部支配する一大帝国で、ところが19世紀以降はどんどん衰退して、今のトルコを“先進国”とか“大国”と思ってる人はほとんどいないだろう。
ああ諸行無常。
大航海時代にヨーロッパの覇者だったスペインも、それ以前はイスラム教徒の支配下だったり、一方でヒトラーやムッソリーニが死んでからも30年ぐらいファシズムだったり。
かつて地中海で最も進んだ文化を誇ったギリシア周辺も、中世以降はいいところなし。
そして中世にはイギリスがずーっとフランス国内に領土を持ってたりとか。
ああ諸行無常。
SBビジュアル新書『勢力マップで学ぶ世界史』、6日発売。
皆様、是非お読みください。
(2025.11.2.改訂)
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