「VINYL JUNKIE RECORDINGSの新年会 2020」@吉祥寺CLUB SEATA

VINYL JUNKIE RECORDINGSの新年会2020.jpg27日。
COALTAR OF THE DEEPERS他を擁するレーベルであり、招聘なども精力的に行なっているVINYL JUNKIE RECORDINGSによる、タイトル通りの新年会的なイヴェント。
6バンドが出演して、バンド同士の客演もあり、にぎやかに開催された。

俺のお目当ては三番手で登場した流血ブリザード。
メンバーには取材で会っていたものの、ライヴは2018年12月にこれまたCLUB SEATAで観て以来だった。
とにかくメンバー交代の多いバンドだったが、ここのところはユダ様(ヴォーカル)、ミリー・バイソン(ギター)、ベルゼブブ・ヨゴレ(ベース)、セクシーダイナマイトプッシーガロアⅧ世(ドラム)で安定した活動をしていて喜ばしい。
ユダ様はキンキラキンの成金風ジャケットで登場し、いつも“売女”と書いてあるミリーのお尻には“2020”とある。
相変わらずのファストでキャッチーで勢いあるパンク・ロックと、くだらない(←褒めてます)寸劇まがいのMC。
今回は他の出演バンド(いわゆるレーベル・メイト)がシューゲイザーとかそっち寄りっぽいのばかりで、流血ブリザードは明らかに浮いていたし、MCもややウケというか滑り気味だったものの、やはり存在感は抜群。
ラストの「I Love Me」ではユダ様の“空中浮遊”(?)が披露されることが多かったのが、今回はユダ様による“テーブルクロス引き”(笑)。
(もちろん大失敗)
序盤に出たTOKYO SHOEGAZERとKAIMY PLANTSが約20分の演奏だったのに対し、30分弱のステージ。
流血ブリザードの出番後は転換DJではなくミリーらによるカラオケショー(笑)が続き。

フライヤー画像で明らかなとおり、この日の出演バンドは5組までしか告知されず、ギリギリになって発表された四番手はRINGO DEATHSTARR(!)。
なんと贅沢なイヴェントだ。
エリオット・フレイザー(ギター、ヴォーカル)の「コンバンハ。コレハ、シンキョクデス」というMCからスタート。
英国発のシューゲイザーをよりによってテキサス(!)で独自に培養してきたサイケデリックなサウンド。
儚げな美人さん、アレックス・ゲーリング(ベース、ヴォーカル)に目が釘付けに…とか思ったが、意外とそうでもない。
どシンプルなドラム・キットをパワフルに叩きまくるダニエル・コボーンの演奏も素晴らしかった。
タムが1個、しかもスネアがかなり低い位置にセッティングされていて、叩く姿がよく見える。
スネアのチューニングがかなり低めな感じで、それをあの音量で叩くのは相当のパワーが必要なはず。
彼らも30分ほどの演奏。

五番手にCOALTAR OF THE DEEPERS。
初めてナマで観た。
そして今後のライヴ予定は今のところ全くないらしい。
貴重な機会だった。
シューゲイザーとオルターナティヴとデス・メタルがごっちゃになった、切なくデリケートにしてポップでもある轟音。
これまた30分ほどのステージ、

諸々の都合により、残念ながらトリのPLASTICZOOMSを前に退出。
(天気も心配だったしね…)
帰路は雪だった。


(2025.11.24.改訂)

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