スウェーデンのメタル・バンドBULLETの初来日初日を観てきましたよ。
前日にいわゆるジャパコアのかなり伝説的な人と約6時間(!)サシ飲みというなんだかよくわからないアレがあって。
二人で日本酒1升半ぐらい飲んでしまって、気が付いたら革コート着たまんまベッドで寝てた(苦笑)。
なので今日はかなりの体調不良。
歩いてて脚がつりそうになるし。
昨年DJで出演して以来のCYCLONE。
フロアに入ると、オープニング・アクトのTHE BABES(オーストラリア)が最後の曲(BLACK SABBATH「War Pigs」カヴァー)を演っていた。
このバンド、昨年の来日時も出番に間に合わずに見逃している。
縁が薄いのかな…と思ったが、何故かメンバーと一緒に写真を撮ることになったり。
1曲しか観ていないものの、とってもセクシーな女性のギタリストとドラマーを擁してのパフォーマンスは視覚的に楽しい、というのがよくわかった。
転換DJは漫画家ムラマツヒロキ先生。
例によってANGEL WITCHで場内盛り上がる。
20時近くなってSE(シュトラウス「ツァラトゥストラはかく語りき」)に合わせてBULLET登場。
俺は最低限の予備知識しかなかったのだが、2001年結成ということでけっこうなヴェテラン。
これまでにスタジオ・アルバム6枚とライヴ・アルバム1枚をリリースしている。
メンバーはヘル・ホーファー(ヴォーカル)、アレックス・リルボ(ギター)、ハンパス・クラング(ギター)、グスタフ・ヘクター(ベース)、グスタフ・ヨーツィオ(って読むのかなあ…?:ドラム)の5人。
いわゆるトゥルー・メタル/トラディショナル・メタルに分類されるバンドだと思う。
正直言ってもっさりしたルックス。
ヘルはメタルというよりもANTiSEENみたいな感じの(?)、ムラマツヒロキ先生の親戚ですか、的な体型。
ハンパスは髪型のせいもあってか、ちょっとロス・ザ・ボスっぽい見た目。
ベースのグスタフはワサワサのカーリー・ヘアにヒゲ、革ジャンにフリンジという絶妙なダサさが実に好ましい。
ヘソが見える丈の革ジャンを着たアレックスだけは細身で、ジョン・サイクス風のハンサム。
ヘル・ホーファーの、ウド・ダークシュナイダー直系な感じのヴォーカルが何より耳を惹く。
バンドのサウンドもブライアン・ジョンソン加入直後のAC/DCとACCEPTとJUDAS PRIESTとSAXONを混ぜたようなメタル。
実にコテコテの80年代風で、およそ21世紀のバンドとは思えない。
一方で起承転結のはっきりしたコンパクトな楽曲はキャッチーでもあり。
何処かで聴いたような感じの曲が次々と放たれる。
微妙にR&Rやブギーが入ってるのも良い。
2本のギターはテクニカルな弾きまくりを聴かせることなく、メロディアスなツイン・リードで盛り上げる。
シンプルで荒々しいユニゾンのコーラスもナイス。
1回聴いたらサビを一緒に歌えるような。
演奏面で驚かされたのはドラム。
ワンバスにワンタムにクラッシュ2枚という、メタル系バンドとしては信じられないほどの超シンプルなドラム・セット。
メタルではほとんどありえないレベルの、見事な引き算ぶり。
何処かでツイン・ペダル使うのかなーと思って観ていたが、左足はずっとハイハット開閉してた。
一方で時々ニコ・マクブレインっぽい右足の鋭い連打も披露。
実に素晴らしかった。
ベースがよく歌うメロディアスな曲を演って、40分ほどで引っ込んでしまい。
観客の大半が「?」と思っているところで、SEとともに再登場。
“第2部”が20分ほどあって、その後アンコールも20分ぐらい。
いかにもメタルらしいメタルを聴かせる、とてもいいライヴでしたよ。
明日もライヴやるんで、興味持った人は行ってみてください。
新たに出会った人あり、久々の再会あり。
楽しい気分で帰ってきました。
やっぱりメタルはいいなあ。
追記:
コロナ禍で何もかもがダメになってしまう直前、最後のライヴだった。
そして我が家まで来てくれたジャパコアの伝説的なあの人とも多分最後のサシ飲みになってしまった。
(2025.11.28.)
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