「Smash Your Brain!!」@三軒茶屋HEAVEN'S DOOR

20200621-2.JPG21日。
2月に渋谷CYCLONEで観たBULLET以来、実に4ヵ月ぶり(!)となったライヴハウス。
都内ライヴハウスの中でも4月のギリギリまで営業を続け、そしていち早く今月1日から営業を再開したHEAVEN'S DOOR。

おや、ドリンクカウンターにきれいな子がいるぞ…と思ったらインモラリスターRの山村茜嬢じゃねえか。
いろいろやってんなあ。

定刻より10分ほど遅れて一番手、ヴァギナ☆ムーン。
往年の”ヤマンバギャル”そのものの格好をした二人組が、押し潰した声(『スネークマンショー』の”青空玉の上・玉の下”を思わせる)で謎の寸劇を繰り広げ(何をしゃべっているのか全く理解出来ない)、合間にパラパラ風の踊りを披露する。
かと思えば苛烈なノイズと絶叫。
何だかさっぱりわからなかったのだが、インパクトは絶大。
十四代目トイレの花子さんや山村茜が推しているのにもなんとなく納得。

二番手に十四代目トイレの花子さん。
現在ではハードコアというよりもスラッシュ・メタルに近いヘヴィなサウンド…に乗せて強烈な絶叫をかましながら、徹底的にお客をいじり倒し(俺も「この、エロインタビュアーがー!」と罵倒されながらハリセンでしばかれ…)、口から飲み物を吹きまくるいつも通りの、と言えばあまりにもいつも通り過ぎるステージング。
ソーシャル・ディスタンスも3密の回避もへったくれもない…まるでコロナ禍も”新しい生活様式”もなかったかのような。
以前インタヴューで「これでしか生きてけない」と語った十四代目トイレの花子さんらしいと言うべきか…腹の据わったブレのないアティテュードが全開、なパフォーマンスだった。
単に何も考えてないだけかも知れないが、ポーズをキメながら「疫病退散」と言っていたので決して考えてないワケではなさそう(?)。
お客さんの中に、EL ZINEで俺がやったインタヴューで十四代目トイレの花子さんを知って、名古屋からライヴに通っている…という花子病の人がいて、自分がとんでもないことをしてしまったような気がした。

三番手は危険物品。
この日はリズム・セクション不在で、フロントの二人+ギターが二人ともアコースティックという特別編成。
歌とラップの二人が透明なビニールのシールド(シャワー用のカーテンらしい)を手に持ったまま、かつヴォーカル含む全員がマスク着用のまま、という”新しい生活様式”以後を思わせるスタイルで熱演。

トリ前、ぬ界村。
久しぶりに観た。
いつも通り、”ヌカイダー”と”ドラムスキー”による特撮ヒーローものショー的な寸劇がしばらくあってから演奏。
今回は”メスのドラムスキー”として、ヒゲと味噌汁のドラマ―であるユカが客演。
フロアの視線は彼女の巫女装束からのぞくブラジャーにくぎ付けになっていた(苦笑)。
演奏に入ると、ガレージとハード・ロックが異次元で合体したような独特のサウンドが炸裂。
それにしてもヌカイダーの衣装は暑そう…。

そしてトリがヒゲと味噌汁(画像)。
今回は妙なコスプレはなく…と思ったら、序盤の数曲ではユカがメスのドラムスキーの被り物で演奏。
(いや、そもそも巫女装束のコスプレなんだが)
そしてみこ(ヴォーカル)のMCがいつも以上にひどい(笑)。
更に父の日ということで、HEAVEN'S DOORのオーナーである堀氏をステージに引っ張り上げ、プレゼントと称してメンバー全員が全然別々の飲み物を堀氏に次々と一気飲みさせるという、地獄のような展開…。
(飲み物ってか、インスタント味噌汁まで…ってバンド名がヒゲと味噌汁だからなあ)
ともあれ今回も情念の巫女さんパンク(?)全開、名曲「彼の彼女が死にますように」で大いに盛り上がる。
前回観た時も書いたけど、このバンドなにげに演奏上手いよなー。
演奏中全員飲み続けてるのに…。


タイムテーブルが押していたので、終演後すぐ退出。
(何しろ遠いんでね)
それでもディープ埼玉の我が家に帰り着くとすぐに日付が変わってしまい。
ってか、今年初ライヴもHEAVEN'S DOORでヒゲと味噌汁がトリだった。
自粛自粛を過ぎて久々のライヴがやっぱりHEAVEN'S DOORでヒゲと味噌汁がトリって…どういうことだ!


(2025.12.31.改訂)

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