これまでにもいろいろ紹介してきたが、まだ行きます。
で、俺が持っているHAWKWINDの編集盤の中でも、多分一番ひどいジャケットがLP2枚組のコレ(苦笑)。
本当にひどいな…。
キャッスル・コミュニケーションズが出していたベスト盤シリーズ”THE COLLECTOR SERIES”のひとつ。
このシリーズ、500タイトル以上リリースされている。
内容は、キャッスルが版権持っているHAWKWINDの音源をテキトーにまとめたモノ、となる。
「Silver Machine」「Urban Guerilla」「Master Of The Universe」(ここでは「Masters Of The Universe」と誤表記)といった代表曲は、もちろん(?)オリジナルではなく70年代末以降~80年代にかけての得体の知れない(??)ライヴ・テイク。
「Motorhead」ももちろん(?)レミーが歌うオリジナルではなく、デイヴ・ブロックがヴォーカルを差し替えた80年代のヴァージョン。
以前紹介した1989年の編集盤『NIGHT OF THE HAWK』(https://lsdblog.seesaa.net/article/201908article_9.html)に入っているのと同じ。
「Born To Go」「Space Is Deep」「You Shouldn't Do That」は『SPACE RITUAL』(73年)のテイクだが。
(「Born To Go」「You Shouldn't Do That」は途中でフェイドアウトしてしまう)
全18曲中、「Spirit Of The Age」「Urban Guerilla」「Born To Go」「Space Is Deep」「You Shouldn't Do That」「Silver Machine」の6曲は、これまた以前紹介した90年の編集盤『THE BEST OF & THE REST OF』(https://lsdblog.seesaa.net/article/202104article_4.html)と重複している。
かといって、既発の珍しくもない音源ばかりを集めたどうでもいい編集盤になっていないのが、HAWKWINDの恐ろしいところ(?)。
サニーボーイ・ウィリアムソンのカヴァー「Dealing With The Devil」やウィリー・ディクソンのカヴァー「Bring It On Home」という、オリジナル・アルバム未収録の、HAWKWIND名義になる前に録音されたような音源は、この編集盤で初めて聴いた。
『THE WEIRD TAPES』シリーズがCD化されるまでは入手困難だった「Hash Cake '77」や「Douglas In The Jungle」「We Do It」あたりも然り。
見開きジャケットの内側には、短いライナーノーツと一緒に、デイヴ・ブロック、ステイシア、ニック・ターナー、レミーの写真が掲載されている。
俺がステイシアの写真を見たのは、コレが初めてだったと記憶する。
HAWKWINDのオリジナル・アルバムにしても編集盤にしてもあんまりたくさん持っていなかった当時だったからこそいろいろと重宝し楽しめた編集盤で。
現在は音源的な価値は限りなく低いと言えるだろう。
Amazonではとんでもない値段が付いているが、今そんな値段で買うモノではありません(笑)。
この記事へのコメント