何じゃそりゃあ。
しかもギタリストとして、デビュー前だったBE-BOP DELUXEのビル・ネルソンと、ソロ活動に入って間もなかったポール・コゾフの名前が挙がっていたという。
4人は実際にセッションもしたらしい。
な、何じゃそりゃあ。
…元FREEの二人に元THE JIMI HENDRIX EXPERIENCEのミッチ・ミッチェルは、まあ考えられなくもないとはいえ。
そこに、ビル・ネルソンですと?
いや、初期のビルはジミ・ヘンドリックスにかなり影響されていたそうなので(BE-BOP DELUXE1976年のアルバム『SUNBURST FINISH』のギターが燃えるジャケットは、ジミの影響だったらしい)、アリっちゃあアリなのか。
彼らのバンドが実現することはなかった。
アンディ・フレイザーはANDY FRASER BANDを結成。
ビル・ネルソンはBE-BOP DELUXEでデビュー。
そしてポール・コゾフは1976年に亡くなっている。
ミッチ・ミッチェルを含む4人で実際にバンドを組んでいたとして、どんな音になったのか。
正直想像もつかん…。
しかし、元FREEと元THE JIMI HENDRIX EXPERIENCEのつながりは、それで終わりではなかった。
アンディ・フレイザーのかつての盟友、ポール・ロジャースが、1993年にジミ・ヘンドリックスをカヴァーしたライヴEP「The Hendrix Set」をリリース。
それ以前からジミのトリビュート・アルバムに参加するなど、ジミ愛をあらわにしていたポールは、2004年になって「EXPERIENCE HENDRIX」と題したライヴを行ない、そこにミッチ・ミッチェルを迎えることになる。
元FREEと元JIMI HENDRIX EXPERIENCEが、遂に一緒に演った瞬間だった。
もっともそこにアンディ・フレイザーはいなかったのだが。
そしてアンディ・フレイザーもミッチ・ミッチェルもポール・コゾフももうこの世にいない。
1974年にバンドを組んだかも知れなかった4人の中で生き残っているのは、今やビル・ネルソン一人となった。
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