紹介が遅れた。
ギリシャのゴシック・メタル・バンド。
結成は2015年。
16年に1stアルバム『SKIES INFERNAL』をリリース。
『CONIUM』は前作から6年ぶりの2ndアルバムとなる。
その間に女性ヴォーカリストが交代。
現在のメンバーはソングライターであるマイケル・ティコ(ギター、ヴォーカル、シンセサイザー)を中心に、新加入のステファニー・メイザー(ヴォーカル)、ニック・ゴゴミトロス(ベース)、ヤニス・K(ドラム)の4人。
NIGHTWISH、EPICA、WITHIN TEMPTATIONといった諸先輩たちの影響が透けて見えるサウンド。
ただ、それらのバンドに較べるとシンフォニック色はやや薄めで、むしろエレクトロ色が強い。
専任キーボーディスト不在で、ギタリストであるマイケル・ティコがシンセを使って一人でオーケストレーションをやっているせいもあるだろう。
そこは若いバンド、予算的な制約もあるかも。
エレクトロ色が強いだけでなく、上に挙げたような女性ヴォーカルのゴシック・メタル・バンド群に較べると、モダンにしてヘヴィなギター・リフが目立つ。
全体にダーク。
ステファニー・メイザーのヴォーカルも、透明感よりもパワフルさが前面に出るスタイル。
一応男女ツイン・ヴォーカルが売りらしいが、マイケル・ティコの歌はあまり前面に出てこない。
驚かされたのはTHE ROLLING STONES「Paint It Black」のカヴァー。
メタルしか聴いてなくて原曲を知らないような人は、完全にオリジナルと思い込みそうな、ヘヴィでダークなアレンジ。
ステファニー・メイザーも独自の歌い回しでモノにしている。
面白い。
全11曲、1分半~6分弱といずれもコンパクトにまとまっていて、聴きやすくはある。
現状まだB級感や二番煎じっぽさもあるものの、将来に期待したい人たち。
本物のオーケストラやクワイアなんかを導入したり出来るようになったら、化けるかも知れないと思う。
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