11月の訃報

HAWKWIND SPACE RITUAL.jpg8日にダン・マッカファーティーが亡くなったとのこと。
POCDを患っていたらしい。
76歳。
言わずと知れた、NAZARETHのオリジナル・シンガー。
健康面の問題でバンドを脱退してから10年近く経っていたので、驚きはしなかったが。
あのアクセル・ローズにも多大な影響を与えた声の持ち主が、遂に逝ってしまった。
このブログでは1977年のアルバム『EXPECT NO MERCY』を紹介したことがあった。
もちろん他のアルバムも大好きだ。
驚きはしなかったとはいえ、残念。
そして今のNAZARETHのヴォーカルって、PERSIAN RISKのカール・センタンスなんだなあ…。
オリジナル・メンバーで生きているのは、ピート・アグニュー(ベース)だけになってしまった。

10日にはニック・ターナーが。
死因は不明。
82歳。
これまた言わずと知れた、HAWKWINDのオリジナル・メンバーであり、歴代最年長のメンバー。
サックスにフルートという、ロックでは決してメインではない楽器で、初期のスペース・ロックを彩った。
…だけではなく、最近までずっと現役のままだっただけに、まだまだ活躍してくれると思っていたのだが。
「Master Of The Universe」も「Brainstorm」も、ソングライティングはニックだった。
そして本家HAWKWINDがメンバー交代と共に音楽性を変化させていく一方で、旧メンバーを引き入れては時に70年代のHAWKWINDそのまんまな音を提供し続けたのもこの人。
あの世でのレミーとの和解を望む。
(デイヴ・ブロックとは遂に復縁しないまま逝ってしまった)

そして11日にキース・レヴィン。
肝臓癌だったという。
65歳。
THE CLASHとPUBLIC IMAGE LIMITEDのオリジナル・ギタリスト。
この人のギターがポスト・パンク以降に与えた影響の大きさは、筆舌に尽くしがたい。
元々YESの大ファンで、アルバム『CLOSE TO THE EDGE』に伴うツアーでローディ―をやっていたのだそうで。
ブルーズやR&Rの根っこを全く感じさせないあのギター、プログレから来ていたのか。
(曰く、CLASHの曲はコード進行が簡単過ぎてつまらなかったとか。そりゃそうだろう…)


3人の中で一番若い、パンク/ニュー・ウェイヴ期に世に出たキース・レヴィンでさえもう65歳。
何しろ今のNAZARETHで歌っているカール・センタンスも既に60代というのだから。
81歳のデイヴ・ブロックには頑張ってほしいモノです。

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