THRESHOLD/DIVIDING LINES

THRESHOLD.jpg英国を代表するプログレッシヴ・メタル・バンドTHERESHOLDの、前作から5年ぶりとなる12thアルバム。
実はこのバンド、今まで聴いたことがなかったのだ(汗)。

1988年結成の大ヴェテラン。
93年に『WOUNDED LAND』でデビューしている。
00年代半ばにニュークリア・ブラストと契約し、現在に至る。
現在のバンドはPENDRAGONなどのプロデューサーとしても知られるカール・グルーム(リード・ギター)を中心に、前作『LEGENDS OF THE SHIRES』(2017年)から復帰したグリン・モーガン(ヴォーカル、リズム・ギター)、リチャード・ウェスト(キーボード)、スティーヴ・アンダーソン(ベース)、ヨハン・ジェイムズ(ドラム)の5人。

メンバー曰く、前作よりダークで、一方よりメロディアスとのことだが。
旧作を聴いていない人間の感想としては、全然ダークには聴こえない。
このアルバムがダークだったら、以前のアルバムはどれだけ明るかったの?…とか思う。
一番短い曲が4分弱、10分超の曲を2曲含みつつ、全曲が明快でキャッチーなメロディに彩られている。
確かにプログレッシヴ・メタルと呼ぶべき音楽性ながら、DREAM THEATERあたりに較べても才気走ったテクニカルな感覚は希薄で(もちろん演奏はもの凄く上手いし、一糸乱れぬアンサンブルを聴かせる)、何よりメロディを大事にしている印象がある。
もの凄いハイトーンとかもの凄い声域とかじゃなく、逆にあんまりメタルっぽくない中音域中心に着実にメロディを追っていく、グリン・モーガンのヴォーカルが一役買っているのだと思う。
歌メロだけ聴いていると、いわゆる”産業ロック”(FOREIGNERとか)を聴いているような気分になる。
(もちろんアンサンブルはずっと複雑でテクニカルなんだけど)
とても聴きやすい。

キーボードのリチャード・ウェストはGENESISとか好きなのかな、と思う。
カール・グルームは上手いギタリストだけど、一方でデイヴィッド・ギルモアとか好きなんじゃないか、とか思ったりも。
何しろこのバンド初めて聴いた人間の感想なんで、あてにならんだろうけどね。

『DIVIDING LINES』、18日リリース。

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