腐りかけの気分で数日過ごしていたが、見かねた知人のお誘いを受け、出かけました。
夕食は新代田駅近くの中華料理店「吉田屋」でチャーシュー麺。
カツ丼もあればカレーもある、昔ながらの街中華。
美味しゅうございました。
3年ぶりのFEVER。
(店の前はしょっちゅう通っているのだが)
シリーズギグ「チャンスタイムやってきた -Gig, Party & Exhibition-」の第3回。
「チャンスタイム」は、「利用者」平野光宏と「介護者」伊藤昌彦が、障害者の自立生活支援を通じて出会い、共に絵を描くことから始まったという、福祉の枠組みを超えた「社会的包摂」を目指す試み、ということらしい。
出演者も観客も、障害の有無を超えて多彩な人が集まっていた。
一番手、タントーク。
FUCKERこと谷ぐち順(LESS THAN TV)がベースを弾く4人組。
ヴォーカルの実方裕二(白髪のモヒカン)は電動車椅子に乗ってインカムマイクを装着し、フロアで歌う。
実方の威勢のいい(?)MCは聴き取りが極めて困難ながら、谷ぐちは聞き取れた人はその内容を復唱してくれと、コール&レスポンスならぬコール&リピートを要求。
それに応じて、フロアからは実方のMCを聴き取って大きな声で復唱する人が続出。
そして始まった1曲目、発話すら困難なはずの実方が、「What A Wonderful World」のメロディをきちんと追えているのに驚く。
もの凄くソウルフル。
コレはカッコいいぞ…!
以降実方は電動車椅子の上で身をよじって歌い、ギター・ソロでは車椅子でぐるぐる回転してみせたり。
「替え歌をやります」と言って始まった「Hey Jude」日本語カヴァー「ヘイ重度」には大笑いしてしまった。
二番手のはたらきバンドも障害の当事者と介護者によるバンドだが、こちらは1曲毎にヴォーカルが交代。
演奏陣もリード・ギターとキーボード以外は適宜入れ替わる。
びっくりするぐらい達者なパフォーマンスで盛り上げる人、「てってってってって」とか”ザ・自閉”(?)な感じの歌唱を聴かせる人。
シンガーによって曲調も様々ながら、タントーク同様にフロアは大いに盛り上がる。
そしてトリはGUITAR WOLF。
4年ぶりに観た。
トオルが脱退してからだと初めて。
(現在のドラムはサポート)
しかしセイジ全然変わってない…。
(おかしいな、来年還暦のはずだが…)
ビリー存命時のレパートリーを中心に、名曲のオンパレード。
「オールナイトでぶっとばせ!!」から、はたらきバンドのギタリストにギターを任せての「Kick Out The Jams」が延々と続く。
その間に、フロアから次々とステージに上がってくる知的障害や自閉症の観客/出演者全員に、ガッツリ絡んでいくセイジさん。
そして、障害で足元不如意な人や車椅子の人が多いフロアに、容赦なくダイヴしていく。
逆バリアフリー(!)とでも言うべきなのか。
障害の有無なんぞを軽々と越えていくユニヴァーサルなR&Rが、確かにあった。
アンコールの最後は、環七沿いのFEVERで聴く「環七フィーバー」。
格別なモノがありましたよ。
フロアでライター界の大先輩・遠藤妙子姐さんと一緒になり、二人して楽屋でセイジさんに挨拶してから退出。
(5年ぶりにセイジさんと話した。常識を超える汗をかいていた…)
帰ってすぐ寝ました。
ああ楽しかった。
生きよう。
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