先月入手。
元々2021年にLPとしてリリースされ、22年にCD化ということらしい。
とりあえず無理矢理新譜枠で紹介。
ニュージャージー発、それぞれキャリアのある面々による新バンド、のデビュー作。
メンバーはボビー・ケネディ(ヴォーカル、ギター)、キース・ロス(ベース)、ボブ・パンテラ(ドラム)の3人。
ボビーはデイヴィッド・ジョハンセンのバンドにいたらしい。
キースは2021年からTHE DICTATORS(!)でリズム・ギターを弾いている。
そしてボブは元RAGING SLAB(覚えてる?)で、MONSTER MAGNETのメンバーでもある。
サウンドの方は、説明するまでもないだろう。
サンクス・リストの最後にデイヴィッド・ボウイ、T.REX、SLADE、THE SWEETの名前がある…というのも、ジャケットとアルバム・タイトルを見れば納得なのでは。
そう、ジャケットとタイトルを見ての通りの、ど真ん中なグラム/グリッター・ロック。
いきなり”ドッドダッダドッドダッダ”というあのビートの「Smooth Operator」で始まる、完璧な70年代英国グラム風。
バンド名に冠されているスペーシー風味も。
ソングライティングも冴えている。
イタリアのGIUDAなんかの好敵手になりそうなバンド。
サンクス・リストに名前のあるバンドだけでなく。
「Smooth Operator」や「Do Ya wanna Rock?」や「Hey Woman」のリズムは当然ゲイリー・グリッターを連想するし。
アコースティックを交えたアレンジも素敵な「The Out Crowd」、それに続く「You Don't Even Know My Name」あたりのポップ・センス(あとヴォーカルも)にはELOを思い起こしたりも。
(「The Out Crowd」のギター・ソロはちょっとQUEENっぽかったりも)
一方でアメリカのグラム勢の影響がほとんど聴かれないな…とか思ったけど、「I Won't Be Around」あたりはちょっとNEW YORK DOLLSっぽいかな。
(カウベルが入るあたりもアメリカンな感じと言えなくもない)
アルバム・タイトルはパンデミック(=コロナ禍)に引っ掛けたのだろう。
不謹慎というかしたたかというか。
オリジナルのLPが2021年のリリースなんで、今年の年間ベストには入れない予定だけど、年間ベスト級と言えるクォリティではある。
実にナイス。
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