ジョリッツ@新宿LOFT

20221202.jpg2日。

7月のDOMMUNE出演(https://lsdblog.seesaa.net/article/202207article_10.html)でかのサエキけんぞう氏と知己を得たDJ漫画家・ムラマツヒロキ先生のお誘いで、サエキ氏のバンド・ジョリッツのライヴに出かける。
ゲストが何とプログレ・アイドルXOXO EXTREME(キス・アンド・ハグ・エクストリーム、通称キスエク)。
ジョリッツの新作にXOXO EXTREMEの小嶋りんがゲスト参加した縁らしい。

先月末から忙しくなってブログも休みがちなところ、電車の中で仕事しながら新宿に向かう。
はなまるうどん(←吉野家ホールディングス)で腹ごしらえして、2年ぶりのLOFTへ。
驚いたことに、ムラマツヒロキ先生は初のLOFTなのだという。
LOFT系列のお店に出演もしているのに。


定刻近くなって、サエキけんぞうと、ジョリッツの新作『妖しいビルディング』のジャケットを担当した画家・MASAHITO HIRANUMAが登場して前説。
そしてXOXO EXTREMEの4人が現れる。
初めて観た。
現在は一色(ひいろ)萌、小嶋りん、浅水るり、小日向まおの4人。
オリジナル・メンバーは一色のみ。
フロア前方は椅子席でみんな座っているので(観客の年齢層は高い)、一番後ろの方にいた俺にもステージの様子はよく見えた。

白を基調にした衣装は最新版らしい。
まず、予想以上の歌の上手さに驚く。
何よりみんなかわいいわねえ。
特に、写真では「ちょっとヴィニー・ヴィンセントに似てるなあ…」とか思っていた(←失礼)浅水るりが、ナマで観ると何とも小動物ちっくなかわいらしさ。
声は細いが、下手というワケではなく安定した歌唱。
(それにしても本当に笑わない)
歌唱の安定感ではやはりというか一色萌が一番。
リーダーらしい貫禄(?)のようなモノさえ感じさせる。
出戻った小日向まおは元気いっぱいのパフォーマンスで、歌唱は4人の中で一番不安定に聴こえる一方、かなりエモい。
そしてメンバー中一番大人っぽくセクシーな小嶋りん。

…で、その4人がEL&PやらYESやらFOCUSやら、往年のプログレッシヴ・ロックへのオマージュ感バリバリな曲で、随所に炸裂する変拍子リフとかに合わせて歌って踊るのです。
(時々指を折って拍数を数えながら聴いていた)
コレは凄いね。
更に小嶋りんのヴァイオリン・ソロに合わせて他の3人が踊るなど。
インストゥルメンタル・パートがこれだけ多いアイドルというのも、そうないだろう。
40分という、オープニング・アクトとしては長めのステージ。
大変面白かった。


タイムテーブルを10分ほど過ぎて、今夜の主役・ジョリッツが登場。
2015年末結成、17年夏から本格的な活動を開始。
メンバーはサエキけんぞう(ヴォーカル)、吉田仁郎(ギター)、亀(ギター:ぐしゃ人間)、オカジママリコ(ベース:カストルファンクラブ)、泉水敏郎(ドラム)の5人。
”NEOニュー・ウェイヴ”を標榜。
あのハルメンズの衣鉢を受け継ぐ存在、なのかも知れない。
(ちなみに俺は「昆虫軍」は今でも歌える)

前半は発売前の新作『妖しいビルディング』から全曲を順番通りに演奏するという趣向。
で、小嶋りんはゲストとしてちょこっと参加するのかと思ったら、全曲出ずっぱりでヴァイオリンをバリバリ弾きまくる。
亀と小嶋はミニスカートなのにモニターに片脚を乗せて演奏する場面が多く、最前列のお客さんには何が見えていたのだろう…と思ってしまった。
(実際にはスコートを着用していた様子)

ユーモアを漂わせながら、何処か尖っている音楽。
ポップでありつつ、ニュー・ウェイヴ/ポスト・パンクの時代をリアルタイムで通過してきた人ならでは、な感じ。
上手いシンガーではないのに、何とも言えない魅力を醸すサエキけんぞう。
飄々としていながら、毒も棘もある。

そして、一時期演奏活動から引退していたとは信じられないタイトなドラムを叩きながら、徹底的にクールな泉水敏郎。
(遂に最後までジャケットを脱がず)
凄くカッコいい。

長いMCを挿みながら1時間ほどで『妖しいビルディング』全曲を演奏。
旧レパートリーが演奏されたステージ後半でも、小嶋りんがヴァイオリンを弾きまくる。
アンコールではXOXO EXTREME全員とMASAHITO HIRANUMAもステージに勢ぞろい(画像:撮影はムラマツヒロキ先生)。
最後に『妖しいビルディング』タイトル曲をもう一度演奏して、ライヴが終了した。
とても楽しいイヴェントでした。


しかし帰りの電車が遅延。
ぐったりして帰宅、ほどなく就寝。
最近都内に出る度に、行きか帰り、もしくは両方の電車が遅れることがほとんど。
勘弁してください…。

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