日中にトラブルがあり、東高円寺への到着がギリギリとなる。
少々重い気分で、3年ぶりの二万電圧へ。
100%ハードコアのライヴは、13年ぶりぐらいか。
ほぼ定刻に、一番手・TERROR SQUADの演奏がスタート。
メタリックなギターと整合感のない突進ドラムに乗せて、宇田川(ヴォーカル)がフロア後方まで突入していく、熱いパフォーマンス。
(MCしながらロング缶の黒ラベルをぐいぐい飲む)
新曲も披露。
化学物質過敏症に悩まされている大関(ギター)も絶好調だった様子。
25分ほど演奏。
BGMもなく15分ほどで転換が終了し、二番手はIDORA。
チリチリ歪んだギターと、往年のGRAND FUNK RAILROADもかくやというゴンゲン鳴りまくるヘヴィなベース。
そして狂気の叫びが響き渡る。
速い曲には独自のグルーヴがあり、遅い曲になると一転してドゥーミーですらある。
こちらも25分ほどのステージ。
この頃になるとフロアがいっぱいで、何処に立ったモノか困るようになってくる。
そのフロア、それにしても年齢層が高い…とはいえ、俺も人のことは言えない。
三番手にROCKY & THE SWEDEN。
他のバンドもそうだが、このバンドもようやく観ることが出来た。
全員がロン毛で、見た目だけならハード・ロックみたいな5人(実際リフやソロがNWOBHMっぽく聴こえる部分も)が、豪快にすっ飛ばすロッキン・ハードコア。
THE FINAL SOLUTIONのKAN曰く、現在の編成が最高、と。
客もメンバーも暴れる。
実際のところフロアの雰囲気はコロナ禍以前に戻ったかのよう。
(まあ、みんなマスクしてるんだけど)
30分ちょっと演ったと思う。
トリ前がFVK。
結成35年を記念しての期間限定復活とのこと。
(あと3回しか演らないらしい)
ラスタカラーのバックドロップにパーカッションがポコポコ鳴るツイン・ヴォーカルの陽性なハードコアは、何処か和んでしまうような、ピースフルな雰囲気を醸し出す。
25分くらいのステージだったと思う。
ともあれ人が多過ぎて、1バンド終わる毎に外に出て煙草吸ったりしていた。
いろいろな人に会う。
みんなこの日を楽しみにしていたのだな。
その後、前方の壁際にどうにかスペースを見つけ、ビール片手に壁にもたれる。
そしてトリはTHE FINAL SOLUTION(画像)。
ASBESTOSのオリジナル・シンガーKAN(現MONE¥i$GOD)が、ASBESTOSのドラマーKENJIと共に、RATCH(ギター)、OIKAWA(ベース)を迎えて1989年当時のASBESTOS楽曲を演奏するという、一夜限りのユニット。
俺は”高円寺界隈でよく会う愉快なKANちゃん”としてKANと仲良くなり、MONE¥i$GODを観た後になって、彼がASBESTOSのヴォーカリストだったと知り、「うおおKANちゃんってジャパコアの怖い人だったのか!」(笑)となったのだが。
ともあれMONE¥i$GODのライヴを初めて観てから既に10年以上…まさかKANが再びASBESTOSの曲を歌う日がこようなどとは想像もせず。
久々に金髪モヒカンをビシッと立てたKANが、MONE¥i$GODとはまるっきり違うメタル・クラストないで立ちで登場。
サイドをきれいに流したリーゼントで、職人のように淡々としたたたずまい…なのに怒濤のビートを叩き出すKENJIのドラムに乗せて、これまたMONE¥i$GODとはまるっきり違う、極悪なクラストコアを聴かせる。
うおおかっけえ。
フロアの真ん中へんはもう大暴れ。
特にMのHくんとか、MのHくんとか、あとMのHくんとか。
みんなこの日を待っていたのだな。
俺も充分に楽しんだけど、正直に言うと「30年以上前の音楽だけじゃなくてKANちゃんが今やってるMONE¥i$GODも同じくらい熱心に聴いてあげようよ…」とか思いながら、わりと冷静に観ていた。
短く言い切るような歌詞同様、楽曲もAABAじゃなくてAABみたいな展開でスパっと終わるモノが多い。
そしてライヴ自体が、25分ぐらいでスパっと終わってしまった。
すぐにアンコールになったが、アンコール含めても35分に満たないステージだったはず。
もう一度言うけどみんなMONE¥i$GOD観ようぜ!
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