流血ブリザードVSアナル玄藩@下北沢SHELTER

20221209.jpg9日。
吉野屋(またかよ!)で腹ごしらえして、実に6年ぶりのSHELTER。
そして約4ヵ月ぶりの流血ブリザード。
今回はアナル玄藩との2マン。
両バンドの対バン自体は4年前に吉祥寺Club SEATAで観ているが、2マンは10年ぶりなのだそうで。

イヴェントの開演予定は19時半だったが、定刻を7分ほど過ぎて、フツーにライヴが始まるはずもなかった。
燕尾服を着た司会進行役”SUZAN”の仕切りで、両バンドのメンバーが登場してステージ上でにらみ合うオープニング・セレモニー。
続いてユダ様(流血ブリザード)、ゲンバ(アナル玄藩)という両バンドのヴォーカリストのインタヴュー、というか対談。
さっきまでの対決ポーズは何処へやら、二人とも完全に素でしゃべっているのが、異常に面白い。

で、20時頃からアナル玄藩のステージ。
ベーシストが女性になっている。
渡辺直美の背を高くしたような、でっかくてチャーミングな感じの子。
黒いスーツで登場したゲンバは1曲目のギター・ソロの間に全部脱いでしまい、帽子にジャケットにネクタイ、女物のパンツというスタイルに。
(ジャケットもわざわざさっきまでの黒いのと違うモノになっている)
もちろん金玉がはみ出している。
「恥ずかしい」と連呼していたけど、本気で言ってるのかな…。
そしてキャッチーで超ナンセンスなパンク・ロックが展開。
(ギターはナニゲに上手い)
後半はゲンバが晩年の美空ひばり風の羽飾り(10000円とのこと)を着け、「アナルひばりでございます!」と宣言。
35分ほどのステージ。
熱烈なアンコールに応えて演奏陣の3人がステージに戻ったものの、ゲンバは現れず。
「ゲンバさん帰っちゃいました、やっぱりやりません、ありがとうございました!」というMCで終了。
神戸から車でやって来た彼ら、駐車料金が10000円を超えていて心が折れたとか…。


白いスーツに着替えてカーリーヘアのカツラをかぶったSUZANがアコースティック弾き語りで両バンドに捧げる曲を熱唱した後、流血ブリザードが登場(画像)。
ハードコアでスカムなパンク・ロックを連発する。
おやユダ様、そのGGアリンのシャツいいね…。
観る度に髪型の変わるベルゼブブ・ヨゴレ(ベース)は緑色のオールバック。
素顔のミリー・バイソン(ギター)がかなりの美人さんであることは多くの人が知るところと思うが、ステージで次々に繰り出す変顔には彼女のプロ根性を思う。
そしてセットチェンジ中のわずかなプレイからも、見た目に反した(?)確かな実力を感じさせるセクシーダイナマイトプッシーガロアⅧ世(ドラム)。

お約束のメンバー紹介、ベルゼブブ・ヨゴレの「わはははは、俺は悪魔だ!」という軽~い声とへにょっとしたアクションにはいつも笑わされる。
そして「最後はハードコアで」みたいなMCから飛び出す「I Love Me」の楽しさと多幸感。
この曲聴くといつも思うんだけど、ユダ様って実はかなり優れたソングライターよ?
一方で、本人たちが標榜するほどパンクでもアナーキーでもない…のが透けて見えるところが、この人たちの愛すべきポイントというか(?)。
バンドを長い間牽引してきたフロントの二人、実は人一倍の常識人であるからこそ、非常識をよくわかってパフォーマンスしている…鬼畜でナンセンスな楽曲やライヴが長きにわたって愛されるのはそのせいなのかも、と思ったりする。


「アイヘイトスポーツ」で終わったアンコールの後、再びSUZANが登場して締めに入ったが、日付が変わる前に寝てしまいたい俺は退出。
ともあれ楽しいイヴェントでした。
多分今年最後のライヴ、のはず。

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