冬に散る

STRANGLERS BLACK AND WHITE.jpg仕事がアレで先月末からブログ休みがちになり。
その間に訃報が相次いだ。
アイリーン・キャラも、クリスティン・マクヴィーも、佐川一政も、渡辺徹も、志垣太郎も、佐藤蛾次郎も、水木一郎も亡くなってしまった。


4日にマニュエル・ゲッチングも亡くなっていたという。
死因は不明。
70歳。

ASH RA TEMPELの1stアルバム(1971年)の時点で19歳。
多重録音で作り上げた『INVENTIONS FOR ELECTRIC GUITAR』(75年)の時点でもまだ23歳。
まさに早熟の天才だった。

初期ASH RA TEMPELで聴かせた、疾走する轟音ギター。
ASHRAやソロで追及した、透明感と浮遊感に満ちた何処までもヘヴンリーなギター。
いずれにしてもサイケデリックを極めた男であった。

遂にASH RA TEMPELのオリジナル・メンバーが、全員逝ってしまった。


そして、6日にジェット・ブラックが。
死因は不明。
84歳。
演奏活動からは既に引退していたし、年齢を考えれば仕方ないとも思うものの。
遂に逝ってしまったか。

1930年代生まれのパンク・ロッカー。
74年にJOHNNY SOX/THE GUILDFORD STRANGLERSに加入した時点で既に36歳。
実業家として成功した後に、プロのミュージシャンとしても成功した稀有な存在。
そして、彼こそがTHE STRANGLERSの魂であった。

2013年にツアー活動から退き、15年には単発のギグで叩くこともやめ。
18年に完全に引退となった時点で80歳。
来月新作をリリースするというイギー・ポップが何歳まで現役を続行するかわからないが、80歳で引退するパンク・ドラマーは今後も現れないだろう。

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