国内盤ではユニット名が”夜の野獣”という日本語表記だった(笑)。
基本的にはマニ・ノイマイアー(ドラム、パーカッション、テープ、トロンボーン、ヴォーカル、スティール・ドラム、ガムラン、ラジオ)とルイージ・アルケッティ(ギター、ベース、テープ、マンドリン)の二人で録音されている。
ゲストとして、THE BLECHのルパート・フォルツ(ヴォーカル)とヒューベル・グレイナー(サンプラー、エレクトリック・ピアノ)とシャーリー・ホフマン(トロンボーン)、そしてスイス人ミュージシャンのダニエル・フォルカート(ヴォーカル)とミヒャエル・ゲルバー(ベース)が参加している。
他に”幽霊ゲスト”として、ペーター・ブロッツマンやマイルズ・デイヴィス、マルセル・デュシャンらの名前が並んでいるが、幽霊なのでもちろん参加していない(笑)。
20秒(!)から4分まで、約50分で実に25曲も詰め込まれている。
(1分台の曲が11曲)
編成や使用楽器からも明らかな通り、アヴァンギャルドにして実験的なセッション。
国内盤のブックレットには曲名その他英語のクレジットがあるが、裏ジャケットには全曲の曲名が邦題のみ表記されている。
「銀空波乗り飛行」とか「蛙都市」とか「グッバイ天の川」とか「托鉢僧」とか「激マブ」とか。
(カタカナのみの曲名もアリ)
アヴァンギャルドだ実験的だと言っても、何しろやっているのがマニ・ノイマイアーであるからして(?)、小難しい感じは一切なく、やはりというか前面に出ているのはユーモア。
聴く度に表情が変わって見えるような、不思議な1枚。
ユニットは2005年までに5枚のアルバムをリリース。
一方でルイージ・アルケッティは『MOSHI MOSHI』(1997年)などでGURU GURUのメンバーとしても活動。
そしてこの二人、現在に至るまでいろいろなところで一緒にやっている。
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