ベルギーゆうたらAKSAK MABOULとかUNIVERS ZEROとかX-LEGGED SALLYとかPRESENTとか、あとTELEXとかいうイメージだったけど、こんなバンドもいるのねえ。
メンバーはスティーヴン・ラサー(ヴォーカル)、ニコラス・ピアレ(ギター)、ジュリエン・デジャス(ベース)、ヴィアジル・ディージェン(ドラム)の4人。
2013年に結成され、17年までにシングルを6枚リリースしているというが、全部ネット配信だったらしい。
17年に初めてツアーを行ない、19年に1stアルバム『STARDUST』をリリース。
アルバム・デビューに伴って、20年には1ヵ月のヨーロッパ/UKツアーを予定していたというが、コロナ禍で全部キャンセルになったとのこと。
21年にアトミック・ファイアと契約し、新たに制作されたのが『THE INFINITE』。
バンドが標榜する通りの音…というか、メタルコアというよりはメタリックなギターをフィーチュアしたエレクトロニックでダンサブルなロック、といった感じ。
メンバーにキーボーディスト/シンセサイザー奏者はいないが、ギターよりかはむしろビヨビヨの電子音の方が前面に出ている。
それに乗る、渋い中音域からエモいハイトーン、スクリーム、更にラップも披露と変幻自在なスティーヴン・ラサーのヴォーカル。
”オーオーオ”というキャッチーなコーラス。
シネマティックというだけあって重厚かつドラマティックな展開の多さも特徴的。
レーベル・オーナーのマルクス・シュタイガー(ニュークリア・ブラストの創設者)肝煎りというのもうなずけるクォリティ。
メタルコア、というカテゴライズだけで耳をふさぎそうなオールドスクール・メタルのファンにはお勧め出来ない音だが、現代のヘヴィ・メタルが持つ雑食性を体現するようなバンド。
(上述の通り、実際にはメタルコアでさえないような気がする)
そんなバンドがベルギーから出てくるというのも面白い。
27日リリース。
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