コレは3月に出た新刊。
(2016年に出ていた本の”新装増補版”だが)
著者の吉濱ツトムは”発達障害カウンセラー”として活動している人だが、自身がアスペルガー症候群(それも重度)の当事者で、アスペルガーの症状を自力で克服したという剛の者。
自身の体験をもとに、アスペルガー症候群、特にこの本では精神科などではっきりアスペルガーと診断されない”隠れアスペルガー”の人たちが生きやすくなる方法を説いている。
著者の私見として、隠れアスペルガーは日本人の20人に一人が当てはまるのではないか(!)とのこと。
一方、アスペルガーの症状は決して短所ばかりではなく、短所を克服して長所を伸ばすことが出来れば、必ず生きやすくなるという。
そして、隠れアスペルガーの人が直面する生きづらさの実例や、半面で隠れアスペルガーの人が持っている長所や魅力、アスペルガーの症状を克服するための具体的な方法などが説明されている。
その方法として一番目に挙げられているのが、認知療法でも行動療法でもなく、食生活の改善と運動による「肉体の強化」…ということに驚く人も多いかも知れない。
しかし実際に読んでみると、理にかなっていると思わされます。
ってか本当に20人に一人が隠れアスペルガーだとしたら、この本を読むべき人って凄く多いことになるよねえ。
俺自身、自分が発達障害ではないかと疑ったことが何度もある。
この手の本によく載っている(もちろんこの本にもある)”自己診断テスト”的なやつを試してみると、当てはまらなかったりするんだけど。
ただ、現在の自分自身ではなく、中学生時代の自分とか、15年前の自分とかに遡って考えると、「いや、あの頃は確かにこうだった…!」となったりも。
で、実際に近年の俺は糖質≒炭水化物少なめにしたり、睡眠をしっかりとるようにしたり、時々長時間歩いたり…という生活で、いろいろとかなり好調だったりする。
(ただし金はない)
アスペルガーかどうかは別としても、何らかの生きづらさを感じている人には、この手の本は意外とヒントになるかも知れません。
(大体、俺だけじゃなくて、周りにいるような、金にもならないバンドをずっと続けてる人とか、『L.A.M.F.』を何十枚も集めてる人とかも、思い当たるのでは…)
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