そのオリジナル・アルバム3枚が、実に19年ぶり(!)の国内再発。
ライナーノーツを書きました。
(ってか、19年前の国内盤でも俺がライナー書いたんだが…)
R&R/R&B/ボブ・ディラン/フランク・ザッパ他の影響を未整理なままぶち込み、初期の混沌とした音楽性を余すことなく音盤に刻んだ闇鍋的な名作『PTOOFF!』(1968年:画像)。
ダンカン”サンディ”サンダーソン(ベース、ヴォーカル)を迎えてPINK FAIRIESまで続くラッセル・ハンター(ドラム)とのリズム・セクションが確立した一方で、ゲストのホーンズもフィーチュアした『DISPOSABLE』(68年)。
そしてポール・ルドルフ(ギター)が参加し、ミック・ファレンがのちのPINK FAIRIESをバックに歌う形になり、音楽的完成度と冗談度が共に最高潮に達した『THE DEVIANTS』(69年)。
…という3枚。
紙ジャケ(『PTOOFF!』はもちろんポスター・ジャケット再現。『DISPOSABLE』は見開きジャケット。『THE DEVIANTS』はシングル・ジャケットだが、付属のブックレットが復刻されている)。
輸入盤帯付き国内仕様ではなく、一昨年のトゥインク『THINK PINK』(https://lsdblog.seesaa.net/article/202109article_27.html)同様、最新リマスターで国内プレスのSHM-CD。
(ボーナス・トラックはないが)
そして『PTOOFF!』のみ、歌詞・対訳が付いている。
当然ながら新訳なので、同じく歌詞・対訳が付随していた90年代の『PTOOFF!』MSI盤を持っている人は、較べてみるのも面白いと思う。
以前の再発盤持っている人も、買い直す価値大アリの3枚になっています。
半世紀以上前にリリースされて、評価の定まっている3枚なので、19年ぶりに改めてライナーノーツを書いたと言っても、当然ながら19年前と全然違うことを書いているワケではないのだが。
大きく違うのは、2004年当時はミック・ファレンもダンカン・サンダーソンも存命で、THE DEVIANTS自体が(メンバーは異なりつつも)現役バンドとして存続していたのに対し、今はミックもサンディも鬼籍に入り、DEVIANTSを完全なる過去として改めて俯瞰した…という点だと思う。
ってか、19年経ってまたこの3枚のライナーを依頼されるとは、正直まったく予想もしなかったですよ…。
本日リリース。
目白WORLD DISQUE店頭または通販で3枚まとめて買うと、3枚を収納出来るBOXが付いてくるそうですよ。
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