『隠れアスペルガーという才能』は、著者自身が発達障害の当事者…という立ち位置から、発達障害をひとつの”才能”としてとらえる一方で、マイナスの症状を軽減するために食生活、果ては立つ姿勢や歩き方に至るまで解説されていたが。
こちら『イラストでわかる シーン別 発達障害の人にはこう見えている』は、タイトルからも想像出来る通り、定型発達(発達障害ではない)の人からの発達障害の人に対する理解を助けることを主眼とした本。
(当時者向けのアドヴァイスも少しある)
なので、『隠れアスペルガーという才能』が「俺ってひょっとして発達障害では…」という人向けだったのに対して、『イラストでわかる シーン別 発達障害の人にはこう見えている』は、家族や友人や同僚や部下などに発達障害の人、あるいは疑われる人がいる…というような人向け、と言える。
著者は『隠れアスペルガーという才能』で、”隠れアスペルガー”(ASD=自閉症スペクトラムのグレーゾーン)の人は日本人の20人に一人(!)程度なのでは…と書いていたが、本当にそうだとすると、このブログを読んでいる人の周りにも発達障害の当事者は少なくないはずで。
この本が役立つと感じる人は、意外と少なくないのでは。
”イラストでわかる””シーン別”とあるように、「職場」「日常生活」「恋愛・結婚」の様々なシーンで、周りの人が発達障害の人に対して感じる「?」を、”発達障害の人にはこう見えている”からこういう行動に出るんですよ…とわかりやすく解説。
イラストレーター/漫画家・ふじいまさこによるユルいテイストのイラストがまた笑える。
例えばあなたの周りにいるちょっと「?」な人が実際に診断が付くレベルの発達障害なのかどうかは別としても、それっぽい言動の人への対処には大いに参考になるはず。
俺の周りにもはっきり診断の付いてるADHDの人とか、ASDのグレーゾーンが疑われる人とか、ガチの自閉症とか、いろんな人がいるし。
発達障害じゃなくても”認知の歪み”を抱えてる人なんてざらにいるからね。
本日発売。
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