SEVENTH SON/EDGE OF INSANITY

SEVENTH SON.jpg東京のプログレッシヴ・メタル・バンド、前作から7年ぶりとなる3rdアルバム。

結成は2000年。
08年デビューEP「Judgment Bells」、13年に1stアルバム『FATES FOR DISTINATION』、16年に2nd『ARC OF INFINITY』をリリース。
現編成は19年からで、Yama(ヴォーカル)、Yasumoto Ohtani(ギター)、Mitsuharu”弦鬼”Ikeda(ベース)、Tai Shouda(ドラム)、Takuo Kobayashi(キーボード)の5人。
RUSH、QUEENSRYCHE、DREAM THEATERあたりに影響されたとのこと。
(バンド名はIRON MAIDENからじゃないらしい)

前作から間が空いたのは、やはりコロナ禍の影響があった様子。
一方でロシアのウクライナ侵攻があり。
新作はそのことを題材に、民族を超えた分断なき平和や団結…などを歌っているとのこと。
ジャケットからも明らか。

まず何より耳を惹くのはYamaのハイトーン・ヴォーカル。
なるほどジェイムズ・ラブリエあたりの影響が見える感じながら、随所でオペラティックだったりヒステリックだったりと、多彩な表情を見せる。
(声は似ていないが、歌い回しにジェフ・テイトなんかを思わせるところも)
テクニカルなギターとキーボードの応酬…と、音楽的にもやはりというかDREAM THEATERを彷彿とさせつつ、「Insane」なんかではパワー・メタル色が前面に出たり。
一方でアルバム中最長なのが「Scarstorm」の7分半で、全8曲中3曲は3分台と、楽曲はかなりコンパクトにまとまっていて、聴きやすい。

くそったれな戦争が創作にインスピレーションを与え、それでクォリティの高いアルバムが出来る…というのは実に皮肉だが。
ともあれ非常に完成度の高い1枚。

『EDGE OF INSANITY』、本日リリース。
さっきから繰り返し聴いてます。

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