実は…初めて観たのだ。
今まで観たことなかったんですよ。
MOTORHEADがシリーズ3作目『ヘルレイザー3』の主題歌を手掛けていたというのに…。
大枚をはたいて謎のパズル・ボックスを手に入れたフランク(ショーン・チャップマン)。
彼がパズルを組み換えると、その瞬間に怪異が。
セノバイト(魔道士)が現れ、フランクの肉体はバラバラの肉片と化す。
…数年後、生家に戻ってきたフランクの弟・ラリー(アンドリュー・ロビンソン)と後妻・ジュリア(クレア・ヒギンズ)。
その家は、兄弟の母親が亡くなった後は空き家で、しばらくはフランクが転がり込んでいたという。
実はジュリアはかつて、ラリーとの新婚早々にフランクとデキてしまっていた。
懐かしき我が家に前妻との娘・カースティ(アシュレイ・ローレンス)とその彼氏・スティーヴ(ロバート・ハインズ)らを招いたラリー夫妻だったが、前後してジュリアの前に変わり果てた姿のフランク(オリヴァー・スミス)が現れ…。
…というあらすじは、今更説明不要だろう。
(このブログを御覧の皆様は、この映画、昔観たという人の方が多いのでは?)
へえ、あんまり怖くないのねえ。
ホラーというか、むしろファンタジーだ。
こりゃ面白いや。
美少女×ゴア描写で基本ファンタジーという…ダリオ・アルジェントの『サスペリア』や『フェノメナ』なんかにも通じるテイスト。
そこに、幻想的で耽美的でゴスでフェティッシュでセクシーな要素も色濃く。
フィメール・セノバイト(グレイス・カービー)の首元が切り開かれているのは、女性器を暗示していたのでは。
フィメールに限らず、ピンヘッド(ダグ・ブラッドレイ)をはじめとするセノバイト4人の造形は、この映画の成功のカギだったね。
セクシーという点では、ヒロインのカースティを演じたアシュレイ・ローレンス(当時21歳ぐらい。かわいい)ではなく、継母ジュリア役のクレア・ヒギンズ(当時32歳ぐらい)がいろいろと体を張って好演。
(英国では現在大女優として知られる)
あと、『ダーティーハリー』のスコーピオ役で有名なアンドリュー・ロビンソンが流石の怪演。
(やっぱり単なる凡人役じゃなかった…)
観たことある人もない人も、4Kでもう一度観直しましょう。
12月8日(金)よりシネマート新宿ほか全国順次公開。
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