それから少し経った頃、キャプテン・トリップ・レコーズとU.F.O.CLUBの共同企画でリリースされた、U.F.O.CLUB出演バンドを集めたオムニバスの第1弾。
シリーズを通してすべて未発表曲/テイクが収録され。
紙製のケースに入った豪華装丁。
(”U.F.O.クラブくんステッカー”付き)
アートワークは坂本慎太郎が担当していた。
このVOL.1には、TEES、CLISMS、MUDDY FRANKENSTEIN、犬風+VEGA POP、夜のストレンジャーズ、ワッツーシゾンビ、フレア・オッズ、COCOON PIT、THE FOXYSの9組を収録。
ほとんど毎週U.F.O.CLUBに…とか言いつつ、俺自身が当時ライヴを観ていたのは半分くらい。
(このブログで単独音源を紹介したことがあるのは夜のストレンジャーズのみ)
それだけ多様なバンドが出演していたということでもある。
9曲44分というのはオムニバスCDとしては収録時間短めだが、このぐらいの方が聴きやすいよね。
ここに収められなかったバンドも今後シリーズでどんどん収録していく、というのもあったのだろう。
ともあれ、紙ケースに貼られたステッカーに”アンダーグラウンド・ロックの総本山”とある通りの内容。
当時のU.F.O.CLUBの雰囲気がよく伝わる。
ノイジーだったりプログレッシヴだったりサイケデリックだったり。
かと思えば夜のストレンジャーズのようにルーツ・ミュージック寄りだったり。
スイスのTHE MONSTERSばりの”クローン・ドラム”(ひとつのバスドラを二人のドラマーが向かい合って叩くスタイル)のCLISMSは今月ライヴ盤が出て再評価著しい様子。
個人的に最もインパクト大だったのは犬風+VEGA POP「ジョーは生まれたほこりの町で」。
約7分に及ぶ地獄のトーキング・ブルーズ(?)。
元々ギター・バンドなはずのVEGA POPが全然違う楽器編成で担当するバックも聴きモノ。
一方、当時何度か観ていたTHE FOXYSはライヴの勢いが凄かったんだけど、ここではその勢いを音源に込めることは難しかったか。
このVOL.1から既に20年近く経つ。
夜のストレンジャーズやワッツーシゾンビのように今でもバリバリ活動しているバンドもいれば、いなくなってしまったバンドもいる。
(MUDDY FRANKENSTEINの土肥ぐにゃりは札幌に帰ったとか聞いたような)
『U.F.O.CLUB TOKYO JAPAN』は2008年までにキャプテン・トリップ・レコーズから計5枚がリリースされた後、12年に別のレーベルからVOL.6が出ているが、俺はキャプテン・トリップからの5枚しか持っていない。
U.F.O.CLUBにはDJとして何度も出演したし、昔のように頻繁ではないものの、今でもたまに出かける。
今年はアクス・ゲンリッヒを観た。
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